今日は久しぶりの秋晴れで、清々しい日でした。いろいろ野暮用があって朝から出かけなくてはならなかったのですが、まぁいいお天気でしたし、よしとしましょう。
東京の西の方へ向かい、電車やバスを乗り継いで行きました。現在の東京の西の方はお年寄りばかりです。現在70〜80代の方々が越してこられて、子どもたちはあちこちに散り、という感じ。それでも鉄道の駅周辺は賑やかですが、バスで10分も行きますと本当にお年寄りばかりです。
世界的な問題でしょうが、宅地を開発し、人々が住み、そして年を取る。次世代は別の場所に住まうのです。職が次世代に継がれないので、そうなるしかないのです。
いろいろな世代の人たちが住まう街でないと、地域は保ちません。
帰りはどんどん東へ向かってくるわけですが、そうするとあちこちから子どもの声が聞こえてきて、赤ちゃんのむずがる声、若い人たちの声と混じって、活気が出てきます。
全ては交通の便なんですよね。東京の西側が嫌われるのは南北を繋ぐ鉄道が少ないからです。武蔵野線、南武線、その他細切れのいくつかの線を乗り継がないと南北には移動できないのです。しかも本数が少なかったりする。
それでも南側はかなり私鉄が発達しているのでまだマシ。西北部が寒い状況なのです。そこでモノレールができたものの、値段が高い。人々の偏りは交通網に依拠するんですけどね。何とかならないもんでしょうか。