最近、独り言のひとに良く出会います。
春だな〜 と思います。心の不安定な方はこの季節かなりバランスが悪くなるようです。駅のホーム、電車の中、いろいろな場所で出会います。
聞くとも無く聞いていますと、普段だったら心の中で思っていることがそのまま口をついて出ている、という感じ。思いが漏れ出ている、とも言えます。したがって、あまり変な感じでもない。もちろん変な想念を抱いている人が「独り言」をいったら、それはかなりまずいですね。
身近には普段からそういう人がいます。仕事中に何かとしゃべっている。「あれ?」とか「そうっか」など。それはまあ、私もありがちなことではありますが、ちょっと多いかな〜という感じ。あとでそれとなく聞いたところでは、その方、その頃とてもストレスがかかっていたようです。
心の中のつぶやきが多いから漏れ出るのか、ストレスで抑えることができなくなるから漏れ出るのか。どっちもあるのでしょう。どちらにせよ、心の中がざわざわしている、ということなんでしょうか。
心、独り言のもとはやはり脳の働きです。春になって、代謝にかかわる各種ホルモン、とくにサイロイドホルモンは脳内にもレセプターがあります。否応無く脳内は撹乱させられている状況と考えられます。
何時も以上に心のなかの掃除が大事なときですね。