茄子の種とり物語
12月6日付のブログで“採取した種の整理”「種を枝に付けたまま乾燥させてあった各種野菜・花の種を整理しました。完全に乾燥し切っていないものはカビがはえていました。ちょうどいい量を保存し後は焼却処分にしました。秋の収穫物茄子や唐辛子等は乾燥中です。」と記しました。本を読むと茄子の種とりは少し違うようです。
畑の小屋で乾燥させている巾着なす
12月の図書館でお借りした本から
茄子の種とりについて調べました
にっぽんたねとりハンドブック プロジェクト「たねとり物語」/著
東京 現代書館出版 2006.6
抄録 かつて伝統的に栽培されていた野菜の在来品種が姿を消している。日本の風土に合って、広く栽培されてきた品種64種類について、繁殖・採種・保存からレシピまで紹介。豊かな農と食を引き継いでいくための1冊。
この本によれば茄子の種とりは
①最も生育し、病虫害が無く、充実した果実を選ぶ
②皮の色が褐色になるまで枝につけておく
③一品種について数株から実を採る
④収穫した果実を柔らかくなるまで日陰におく。――追熟
⑤ポリ袋に入れて全体をつぶす。
⑥袋の口を縛って2日ほどおいて軽く発酵させる。――病気対策
⑦水の中に入れ,皮やワタを取り除き、浮かんだものは捨てる。
⑧沈んだ種子を網ザルに入れ、きれいに水洗いをする。
⑨網ザルの上で重ならないよう広げ短時間、太陽に当てる。
⑩2~3日、陰に干してよく乾かす。
⑪乾燥させた種子を容器(紙袋、ポリ袋、空き瓶等)に入れ、乾燥剤に入れて保存する。
⑫常温で3年間保存できる。
⑬理想的な状態で保存すれば、半分は5年後でも発芽する。
――違う我が家の保存は初めから違う。
乾燥させてしまったのでとりあえず種らしきものを剥ぎとって保存しました、発芽するかな。
年内村山の畑にはいけませんが冷蔵庫には野菜はいっぱい