2月25日職場の健康診断センターの往路“むなしい気持ち”
生まれて初めての胃カメラを受ける必要ありの診断がでた。今朝は普段の通勤時間よりも遅い電車で健康診断に出かけました。
山手線のホームで「運転中の異音を感じ安全確認の為停止」とかでホームに乗降客が溢れていた。やっと動きだし下車駅へ、超満員の車内から降りることができない「降ります」の連呼する私。まだ降りる人が他にも多くいるのだが、乗車の客が入ってきてしまった。私は必死に降りました。その時おおむこうから「もたもた降りるな!!」の大声。……殺気立ったサラリーマンの一声。私は気弱にも「ラッシュ時の通勤は無理かも」と思うと同時に“怒っている自分”に気付きました。直情的な怒りと軽すぎると云うか目の前のことしか見えない自分への怒りです。
ここのところ電車への飛び込み自殺事故による停止・運休。又、大雪による運休が続いています。通勤中の遅れにいらつく労働者、雪害の遅れにいらつく通勤乗降客……いらつく仲間に自分もいる。
問題なのは、自分の事しか考えられない私である。厳しい労働環境にさらされているサラリーマンのことや雪の被害に遭っている人、いまだに雪で孤立している家。そして、大雨の被害や原発の被害から復興・復旧が進まない現実…こういう事に思いはせることを忘却してしまう自分こそ問題なのである。