昨日に引き続きモトローラです。
尋常でない不調振りで、ここでも注目のモトローラですが、携帯電話メーカーと、それ以外に分社化すると、以前から伝えられていたし、リーダーを探しているとかいうニュースもありましたな。
その件について続報です。
Motorola to Split Into Two After Phone Sales Slide
March 26 (Bloomberg) -- Motorola Inc. plans to split into two companies next year amid pressure from billionaire investor Carl Icahn to break off the money-losing mobile-phone business that it pioneered 25 years ago.
出ましたアイカン。昨日ご紹介したトンデモ系の投資家、株主に最も多くの富をもたらした男、アクティビストアイカン。彼の強いプレッシャーの中、分割せざるを得なかったんですかな。
まあ、二つに割るだけで、売却するのではないんですね。2社とも上場を維持する。分けることで,経営の集中が可能になる。社員だってこの事業しかないと思えば必死になりますな。
こうした効果については、ヒューレットパッカードの元CEOのフィオリーナ氏が自著で強調しておられます。
私はこうして受付からCEOになった
彼女はAT&Tにいて、ルーセントが分社された時にルーセントに移籍した組なのですが、その時の高揚感、業務への集中など、体験をもとに分社の効用を説いています。その後彼女はHPのCEOになって大活躍するわけですが、若いころからセクハラに悩まされたり、女だからというわけでマスコミからいじわるされ、取締役会からはしごを外されたりと苦労するんですな。挙句の果てに追い出される。
彼女も美人でカッコ良過ぎるから苦労したんでしょうな。
名前もフィオリーナだし。これが、スージーオーマンとかで、ガッツリした顔で、ニヤッと笑った時に見える前歯が人を食いちぎりそうな容貌だったら,カンケーネーッ、で済んだんでしょうがね。
いろいろ彼女が悪く書かれていた時代を、私も覚えていますが、彼女の在籍期間中、HPの業績はずっと右肩上がりだったそうです。未確認ですが。まあ、退職金をたくさんもらったから良いじゃないですかって、それこそカンケーネーでございました。
何の話でしたっけ。ハイ、モトローラでした。記事はモトローラの携帯ビジネスの歴史を要約してまして、
世界で最初に携帯電話を開発した会社であって、
その後、ノキアに抜かれ,
サムスンに抜かれ、
ソニーエリクソンに抜かれようとしている。
そういや日米貿易摩擦がうるさかったころ、モトローラも日本に市場開放をせまった一社だったんじゃなかったですかな。
87年の映画『ウォール街』でマイケルダグラスがゲッコー役で持っていたのがモトローラの携帯電話なんですね。当時は携帯電話がかっちょよかったんですナ。
98年にノキアに抜かれてNo1の座を明け渡すわけですが、2004年に薄型携帯、レイザーが大ヒットしてモトローラの携帯事業は復活します。前CEOの功績ですな。1億1千万台以上売れたんだそうです。後継機種はさっぱりのようですがね。
``The Razr was so successful as a unique product that it masked a lot of the underlying problems,'' said Michael Walkley, an analyst at Piper Jaffray & Co. in Minneapolis. ``Once Razr sales started to fade, their cost structure wasn't competitive, especially now that they don't have the right products for the market.''
レイザーが成功し過ぎて問題を隠してしまった。
さて、モトローラの携帯事業のトップにはどんな人がなるんでしょうな。
尋常でない不調振りで、ここでも注目のモトローラですが、携帯電話メーカーと、それ以外に分社化すると、以前から伝えられていたし、リーダーを探しているとかいうニュースもありましたな。
その件について続報です。
Motorola to Split Into Two After Phone Sales Slide
March 26 (Bloomberg) -- Motorola Inc. plans to split into two companies next year amid pressure from billionaire investor Carl Icahn to break off the money-losing mobile-phone business that it pioneered 25 years ago.
出ましたアイカン。昨日ご紹介したトンデモ系の投資家、株主に最も多くの富をもたらした男、アクティビストアイカン。彼の強いプレッシャーの中、分割せざるを得なかったんですかな。
まあ、二つに割るだけで、売却するのではないんですね。2社とも上場を維持する。分けることで,経営の集中が可能になる。社員だってこの事業しかないと思えば必死になりますな。
こうした効果については、ヒューレットパッカードの元CEOのフィオリーナ氏が自著で強調しておられます。
私はこうして受付からCEOになった
彼女はAT&Tにいて、ルーセントが分社された時にルーセントに移籍した組なのですが、その時の高揚感、業務への集中など、体験をもとに分社の効用を説いています。その後彼女はHPのCEOになって大活躍するわけですが、若いころからセクハラに悩まされたり、女だからというわけでマスコミからいじわるされ、取締役会からはしごを外されたりと苦労するんですな。挙句の果てに追い出される。
彼女も美人でカッコ良過ぎるから苦労したんでしょうな。
名前もフィオリーナだし。これが、スージーオーマンとかで、ガッツリした顔で、ニヤッと笑った時に見える前歯が人を食いちぎりそうな容貌だったら,カンケーネーッ、で済んだんでしょうがね。
いろいろ彼女が悪く書かれていた時代を、私も覚えていますが、彼女の在籍期間中、HPの業績はずっと右肩上がりだったそうです。未確認ですが。まあ、退職金をたくさんもらったから良いじゃないですかって、それこそカンケーネーでございました。
何の話でしたっけ。ハイ、モトローラでした。記事はモトローラの携帯ビジネスの歴史を要約してまして、
世界で最初に携帯電話を開発した会社であって、
その後、ノキアに抜かれ,
サムスンに抜かれ、
ソニーエリクソンに抜かれようとしている。
そういや日米貿易摩擦がうるさかったころ、モトローラも日本に市場開放をせまった一社だったんじゃなかったですかな。
87年の映画『ウォール街』でマイケルダグラスがゲッコー役で持っていたのがモトローラの携帯電話なんですね。当時は携帯電話がかっちょよかったんですナ。
98年にノキアに抜かれてNo1の座を明け渡すわけですが、2004年に薄型携帯、レイザーが大ヒットしてモトローラの携帯事業は復活します。前CEOの功績ですな。1億1千万台以上売れたんだそうです。後継機種はさっぱりのようですがね。
``The Razr was so successful as a unique product that it masked a lot of the underlying problems,'' said Michael Walkley, an analyst at Piper Jaffray & Co. in Minneapolis. ``Once Razr sales started to fade, their cost structure wasn't competitive, especially now that they don't have the right products for the market.''
レイザーが成功し過ぎて問題を隠してしまった。
さて、モトローラの携帯事業のトップにはどんな人がなるんでしょうな。
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