ウォルフレンの新著が新書で出てまして,第一章はTPPなんですな。
菅さんが,平成の開国とかおっしゃってたわけですが,普通に考えたら民主党はTPPに反対しなきゃいけないんじゃないか,と反射的に思いましたがね。農家の方を向いていたはずだし,米国一辺倒の外交を改めるみたいなことも言ってたわけで。消費税引き上げも,てっきり反対しているもんだとばっかり思ってましたが,野田さんは政権をかけて戦うみたいな感じだし,流れがよくわからないんですな。政権とってみたら思ってたのと違いました,ってことなんでしたっけ。まさか,あり得ない。
増税で国論を二分している米国や,やはり政権交代の決め手なった英国を見て欲しいですな。あっち行ったりこっち行ったりするようなハナシじゃなくて,どんなパッケージで政策をやるかってことなんで,そもそも政党の存在意義にまで関わってて,周到な準備が前提なはずです。民主党ってどんなパッケージを出して政権を取ったのよって,私も詳しくみてたわけじゃないんで,この辺にしときますかね。少なくともクルーグマンが批判するような世界で流行の緊縮路線ではなさそうで,ただ増税にだけ乗っかりますってことなんでしょうか。まさか,あり得ない。
増税して支援者にばら撒きますってことだったりして。
まさか,もっとあり得ない。
で、ウォルフレンなんですが,
このTPPを彼がどう捉えているかと言いますと,反米国帝国主義,ないしは,反グローバリズム,反ワシントンコンセンサス,反多国籍企業(ロン・ポール風にアンチコーボラティズムでも良いかも)風なんですね。
まあ,これまで何度もここで取り上げた,エコノミックヒットマン流に米国が途上国を経済支配してゆくやり方を批判する立場って感じですが,
このTPPを,既に決裂してにっちもさっちも行かなくなっているWTOのドーハラウンドの後継手段として捉えていて,なんとか米国多国籍企業が有利に入り込めるように,形を変えてTPPとして再登場させた,ってトコですね。
ウォルフレンは,遺伝子操作のモンサントが入ってくるんだぞと名指しで批判し(このネタもココで何度もやりましたが),カルフォルニア米も入ってきて,こんなんに参加したら,日本の農業はえらいことになると書いてます。
農業を改革したければ別のやり方でやるべき,TPPに参加する必然性なしとも。
そもそも,TPPはモノの自由な流れを促進するというよりは,(米国の)投資の促進や知的所有権の保護に重点が置かれていて,外国政府から自国への投資を制限したり規制する権限を剥奪する,つまり,権力を米国や米国の多国籍企業にシフトすることなのだ,と,ほぼ言い切っておられます。投資の自由化は,自由貿易論者がフツーに考えるような政策とは別物なのだ,とも書いていて,金融と実物経済,ウォールストリートとメインストリートを明確に区別して考えておられるわけですね。
この動画は,チョムスキーで,別にTPPを批判しているわけじゃなくてグローバリゼーションを批判しているわけですが,
おっしゃっていることは,ウォルフレンの書いてることと基本的には同じようです。
それにしても,わたしゃただ,新聞読んだり,ビールを飲みながらネットを読んだり見たりしているだけなんでエラソーに言えませんが,日本政府のことが一番良くわからなかったりして。
菅さんが,平成の開国とかおっしゃってたわけですが,普通に考えたら民主党はTPPに反対しなきゃいけないんじゃないか,と反射的に思いましたがね。農家の方を向いていたはずだし,米国一辺倒の外交を改めるみたいなことも言ってたわけで。消費税引き上げも,てっきり反対しているもんだとばっかり思ってましたが,野田さんは政権をかけて戦うみたいな感じだし,流れがよくわからないんですな。政権とってみたら思ってたのと違いました,ってことなんでしたっけ。まさか,あり得ない。
増税で国論を二分している米国や,やはり政権交代の決め手なった英国を見て欲しいですな。あっち行ったりこっち行ったりするようなハナシじゃなくて,どんなパッケージで政策をやるかってことなんで,そもそも政党の存在意義にまで関わってて,周到な準備が前提なはずです。民主党ってどんなパッケージを出して政権を取ったのよって,私も詳しくみてたわけじゃないんで,この辺にしときますかね。少なくともクルーグマンが批判するような世界で流行の緊縮路線ではなさそうで,ただ増税にだけ乗っかりますってことなんでしょうか。まさか,あり得ない。
増税して支援者にばら撒きますってことだったりして。
まさか,もっとあり得ない。
で、ウォルフレンなんですが,
このTPPを彼がどう捉えているかと言いますと,反米国帝国主義,ないしは,反グローバリズム,反ワシントンコンセンサス,反多国籍企業(ロン・ポール風にアンチコーボラティズムでも良いかも)風なんですね。
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まあ,これまで何度もここで取り上げた,エコノミックヒットマン流に米国が途上国を経済支配してゆくやり方を批判する立場って感じですが,
このTPPを,既に決裂してにっちもさっちも行かなくなっているWTOのドーハラウンドの後継手段として捉えていて,なんとか米国多国籍企業が有利に入り込めるように,形を変えてTPPとして再登場させた,ってトコですね。
ウォルフレンは,遺伝子操作のモンサントが入ってくるんだぞと名指しで批判し(このネタもココで何度もやりましたが),カルフォルニア米も入ってきて,こんなんに参加したら,日本の農業はえらいことになると書いてます。
農業を改革したければ別のやり方でやるべき,TPPに参加する必然性なしとも。
そもそも,TPPはモノの自由な流れを促進するというよりは,(米国の)投資の促進や知的所有権の保護に重点が置かれていて,外国政府から自国への投資を制限したり規制する権限を剥奪する,つまり,権力を米国や米国の多国籍企業にシフトすることなのだ,と,ほぼ言い切っておられます。投資の自由化は,自由貿易論者がフツーに考えるような政策とは別物なのだ,とも書いていて,金融と実物経済,ウォールストリートとメインストリートを明確に区別して考えておられるわけですね。
この動画は,チョムスキーで,別にTPPを批判しているわけじゃなくてグローバリゼーションを批判しているわけですが,
おっしゃっていることは,ウォルフレンの書いてることと基本的には同じようです。
それにしても,わたしゃただ,新聞読んだり,ビールを飲みながらネットを読んだり見たりしているだけなんでエラソーに言えませんが,日本政府のことが一番良くわからなかったりして。
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