会計スキル・USCPA

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英エコノミストは予測する

2012-08-11 10:41:11 | ロンドンエコノミスト
エコノミストが2050年を予測する,と銘打って出ている本で,翌年を予測する毎年出ているよやつより本格的に取り組まれているみたいですね。

ゆったり読んでるヒマはなさそうなんで,迷いましたが,誘惑に勝てずに買ってしまいました。

2050年の世界 英『エコノミスト』誌は予測する
クリエーター情報なし
文藝春秋


テーマ毎に過去のトレンドについて解説があり,その分析,論点や,今後の可能性,なんかを踏まえて,2050年を予想するって感じですね。

エコノミストは,こういう特集と,週刊の紙面,しかもその毎号が,常に一貫した視点で書かれているとこがスゴイんですが,こうやって突っ込んだ,しかも何十年も先を予測するという大胆な試みは,各テーマの視点について包括的に説明してくれることでもあるんですな。

しょっぱな人口予測から入ってるトコも,なんかスゴイっす。

他の雑誌ならそんなジミテーマから入らず,怖がらせたり,あっと驚くような,目を引くテーマ,を持ってきますよね。しかし,国力,政治,経済,全てに効いてきて,しかもかなり正確に予測が可能な人口問題から入るのが,長期予測では正解なんでしょう。

中国のすぐそばまできている人口オーナス問題,逆に増え続けるインド,日本,ロシアはかなりヤバイこと,なんかは繰り返し触れられてきた問題ですが,簡潔な説明があり,

今後も人口が増加するが,その速度は緩やかになること,人口増の半分は,アフリカで生じること,

フランスの人口が,ドイツを上回りそうであること。ナヌ,ほんまデッカイな。


って感じですが,


各テーマごとに読み応えがありそうです。






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