会計スキル・USCPA

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CIA テロリスト尋問資料提出を拒否

2009-06-10 07:05:08 | 政治
イラクに大量破壊兵器があると、請け負ってしまって、信頼が地に落ちたCIAって感じですが、

CIA warns over terror documents

CIA Director Leon Panetta has warned that releasing certain documents on the interrogation of al-Qaeda suspects would gravely damage US security.

アルカイダの容疑者尋問に関する特定の資料の公開は国家の安全上問題がある、といパネッタさんはおっしゃっているとかで、

Mr Panetta made the submission in court papers presented to a US federal judge on Monday.

情報公開をめぐって、法廷で争われているんですね。

Civil liberties activists have brought a lawsuit seeking the details.

市民団体が訴えている。

Legal action has already led to the unveiling of memos issued by the former Bush administration which authorised harsh interrogation methods such as simulated drowning - known as water-boarding.

法的な動きによって、すでにブッシュ政権時代に政権が水攻めのような激しい取調べを許可しているメモが明らかになっている。

こういうとこがすごいですね。どこぞの国のなんちゃって裁判所ではこういうことはありえませんな。

In his submission to the court, Mr Panetta wrote: "I have determined that the disclosure of intelligence about al-Qaeda reasonably could be expected to result in exceptionally grave damage to the national security by informing our enemies of what we knew about them, and when, and in some instances, how we obtained the intelligence."

いつ、どんな取調べをしてどんな情報を得たか、みたいなことを敵に知らせることになるので、公開することはしない、と判断した。

是非は別として、拒絶する理由も、なんかわかりやすいですね。

そもそもそんな資料は存在しない、とか隠蔽するのでもなく、
法律の条文がどうのこうの、とかでもなく、

一応、納得してもらおうとしてますな。

また、パネッタさんご自身が説明している。きちんと政治リスクを背負ってて、変なことしたらオバマ政権に即、影響するわけで。

メディアもこうやってきちんと報道していて、これなら有権者も判断できますな。

Last month the CIA turned down a request by former Vice-President Dick Cheney to release secret documents as part of a campaign to show that harsh interrogation techniques had yielded key intelligence.

チェイニーさんは、できもしないことを要求して逆に自分の立場を守ろうとしているように見えますが、おっちゃんがいろいろ、えぐい風に言われる理由がなんとなくわかりますね。