自然大好き《道端観察記》

植物などの身近な自然を通して
季節を感じていたい

大きく育って・・・

2023-07-13 18:48:14 | お散歩

タケニグサ[竹似草](ケシ科) 
林縁でタケニグサの花が咲いていました。草丈は2mにもなることがありますが、このタケニグサもその位あったかもしれません。
私が斜めになって撮ったわけではなく、タケニグサが斜めになって並んで生えていたのです。風で倒れたのですかね。
葉から出る汁を皮膚病などに用いていたそうですが、薬用としては外用のみに用います。内用すると中毒症状が出てくる有毒植物でもありますから、取り扱いには注意が必要ですね。

6月下旬 千葉県内にて

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初対面・・・

2023-07-11 18:18:44 | お散歩

ニイニイゼミ(セミ科)
北海道~本州、四国、九州の市街地から山地の林などで見られます。6月末ごろから鳴き始め、最も早く聞くセミの声という印象があります。
幼虫の抜け殻には、泥が付いていて、アブラゼミなどよりも少し小さめです。
鳴き声を聞いたり、抜け殻を見たりしたことはありますが、セミ自体を見たことは無かったように思います。写真に撮ったのも初めてのことですね。
サクラの樹皮に同化して、見つけにくかったです。
夏本番を迎えると、アブラゼミやミンミンゼミの大合唱が始まることでしょう。暑さを増す鳴き声を聞きたくもあり、聞きたくもない複雑な思いがあります。

今朝、今年初めてクマゼミの鳴き声を聞きました。朝から暑かったです。

6月下旬 千葉県内にて

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植物園にて・・・2

2023-07-09 19:20:58 | お散歩
さて、植物園見学の続きです。


レンギョウ[連翹](モクセイ科)
生薬名:レンギョウ[連翹]
これは、庭木で植えられていることも多いですね。黄色い花はよく目にしますが、果実を見たのは初めてかもしれません。


ウンシュウミカン[温州蜜柑](ミカン科)
生薬名:チンピ[陳皮]
冬になると必ずと言ってよいほど食べる蜜柑です。食べたあとの皮を乾燥させれば生薬となります。


サンショウ[山椒](ミカン科)
生薬名:サンショウ[山椒]
サンショウも身近な林でよく目にします。ここではブドウザンショウという栽培品種を育てていました。


キハダ[黄膚](ミカン科)
生薬名:オウバク[黄柏]
これは家族で新潟か長野に行った時に、林の中で見たことがあります。でも、近所の林では見ることはできません。


サンザシ[山査子](バラ科)
生薬名:サンザシ[山査子]
これは栽培されているものしか見ることはできないでしょう。花の咲く様子も見てみたかったです。


モッコウ[木香](キク科)
生薬名:モッコウ[木香]
これはまだ花が咲いていないものと思われます。トゲトゲして、外敵から身を守っているんでしょうね。

6月上旬 茨城県内にて
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植物園にて・・・花

2023-07-08 17:37:03 | お散歩
先月、薬用植物園の見学に行ってきました。ほんの一部ですが、紹介します。 


クチナシ[梔子](アカネ科) 
生薬名:サンシシ[山梔子]
これは庭や公園などでも見られますね。身近な薬用植物です。


コガネバナ[黄金花](シソ科)
生薬名:オウゴン[黄芩]
どこかで見たことがあるような花ですが、自然の中で見ることはできないでしょう。


トウキ[当帰](セリ科)
生薬名:トウキ[当帰]
セリ科っぽい花ですね。これも栽培種として見ることはできるでしょう。

ナツメ[棗](クロウメモドキ科) 
生薬名:タイソウ[大棗]
花を撮ったのは初めてかもしれません。ナツメも庭木として植えられることも多いですね。
今年はどの植物も開花時期が早いと植物園の方が話していました。今までにない早さだったそうです。

6月上旬 茨城県内にて
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捻じれて咲いて・・・

2023-07-06 17:37:29 | お散歩

ネジバナ[捩花](ラン科)
生垣の脇の草むらで、ネジバナの花が咲いていました。小さな身近なランの花。今年も見ることができました。
ネジバナの花序の捻じれ方はそれぞれです。これは右巻きというのでしょうか。いつも混乱して分からなくなります。
左巻きや捻じれないもの、途中から捻じれなくなってしまうものなど、同じ所に生えていても異なることが多いです。その違いを観察するのも面白いですね。
今年も我が家のプランターにはネジバナは生えてきませんでした。
もう終わってしまったんですね。

6月上旬 茨城県内にて

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