オカトラノオ[岡虎の尾]（サクラソウ科）
林縁の草むらで、オカトラノオの花が咲いていました。今年は見に行くのが遅くなって、辛うじて咲いていた花たちです。
この写真ではわかり辛いですが、奥にはヤマユリの花も咲いていました。ここは、映える草むらでしょうかね。
花序の下から上に向かって咲くオカトラノオ。花序の下の方には、既に実の姿も見ることができますね。
この白い花が咲き終わると、目立たぬ存在になってしまいます。やはり咲き始めた頃の様子の方が、綺麗な花と思います。
７月上旬 横浜市内にて
ヤブカンゾウ[藪萱草]（ワスレグサ科）
2週間程前に撮ったヤブカンゾウの花です。この頃は、通勤で使う電車の車窓や近所の川沿いなどで見ることができました。この花も夏の到来を感じられる花ですね。
雄蕊の一部もしくは全部が花弁化して八重咲となります。この写真ではわかり辛いですが、実際に見てみるとその様子がわかる気がします。
7月も半ばを過ぎて、夏本番を迎えています。散策に出掛けるのにも注意が必要ですね。
７月上旬 横浜市内にて
ヤマユリ[山百合]（ユリ科）
林の中で、今年もヤマユリの花と出会うことができました。甘い香りが辺りに漂っていて、花を見るより先にその存在がわかります。
この日はたくさんの花を付けた株もありましたが、近づくことができませんでした。ただ一つ、今日開いたばかりであろう花を咲かせたヤマユリを載せてみました。
今年は、６月10日頃に別の林でヤマユリの花を見ることができました。早い開花です。
ヤマユリの花は、何回見ても飽きない花です。子供の頃から親しみのあるヤマユリの花。いつもでも身近なところで咲いていて欲しいです。
７月上旬 横浜市内にて
キジ[雉]（キジ科）
林縁でキジの番いに出会いました。カメラを向けると、雄はこちらを警戒しているように周囲を見回します。
それでも、走り去ったり逃げるそぶりは見せません。ゆっくりと草陰に向かっていきます。
キジたちが逃げないので、ゆっくりと近づいて見ました。雄は私と雌の間にはいって、私から雌を守るような姿勢を見せます。
雌も私に気付いていると思うのですが、こちらを気にするそぶりも見せずにゆっくりと草の中を歩いていました。
何か危険が迫った時に、私もこのキジの雄のような行動をとれるでしょうか。日頃から備えておくことが肝心ですかね。
６月下旬 千葉県内にて
エゴノキ[野茉莉]（エゴノキ科）
近所の集合住宅の玄関先で、エゴノキの実を見ることができました。たくさんの実がぶら下がっています。
最近、家の周りなどに植樹されることが多いいですね。白い花を見ることができて嬉しいですが、大きく育つ木ですからどのように手入れをしていくのか心配になります。
このエゴノキは、植えられてから4年ほど経ったでしょうか。ちょうど目線の高さに花などが咲いていました。
たくさんの実の中にエゴノネコアシの姿もあります。この近くにある別の集合住宅の前では、もっと多くのエゴノネコアシの姿がありました。エゴノキに集まる虫たちもしっかりといるようです。
今週末には梅雨明けの気配。暑さはまだまだ続きますね。
６月下旬 横浜市内にて
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