自然大好き《道端観察記》

植物などの身近な自然を通して
季節を感じていたい

小さな花畑・・・

2020-04-15 22:07:00 | お散歩
ミツバツチグリ[三葉土栗](バラ科)
林縁の斜面では、ミツバツチグリの花と出会いました。
草丈も低く、あまり大きな花ではありませんが、この斜面を埋めるように咲く姿を見たことがあります。
この時は咲き始めで、斜面の所々で塊を作って咲いていました。
この花も黄色く、陽射しの中で咲く姿は眩しく見えます。
たくさん咲いていても、あまり気に留められていない花でもあるようです。

こちらはケキツネノボタンです。この辺りの水辺でも珍しくない花だと思います。
同じく黄色い花をつけますが、ケキツネノボタンの花の方が艶がありますね。
ミツバツチグリのように群れて咲く姿を見たことがありませんが、一株だけで咲いていても存在感がありますね。

3月下旬 横浜市内にて

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蓋の花・・・2020

2020-04-14 21:40:00 | お散歩
キランソウ[金瘡小草](シソ科)
田んぼの脇の土手に、キランソウの花が咲いていました。
地を這うように咲く花、足元を見ながら歩かないと気付きにくい花かもしれません。
この時は、土手に何か生えていないかと眺めながら歩いていました。
キランソウの花も毎年見ていますが、こうして撮りたくなります。
奥の方には、まだ蕾の姿も見られましたが、今はもう花は終わってしまったでしょうか。
昨年の記事を見て、同じ写真なのかと思うくらい、似ている構図で撮っています。
キランソウの花の魅力、まだまだありそうですが、どう表現したらよいのかまだわかりません。

2019年の花

3月下旬 横浜市内にて

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花も咲いて・・・

2020-04-13 22:24:00 | お散歩
クロモジ[黒文字](クスノキ科)
林縁では、クロモジも花を咲かせていました。
これは雌花でしょうか。
雌雄異株のクロモジですが、葉の展開とほぼ同時に花が咲きます。
若々しい葉の色との組み合わせが、とても新鮮ですね。
このあと黒熟する果実を付けます。
秋にまた訪れて、その様子も観察したいです。

クロモジの果実

3月下旬 横浜市内にて

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菫色・・・

2020-04-12 18:05:00 | お散歩
コスミレ[小菫](スミレ科)
林の中を通る小道では、コスミレの花と出会うことができました。
花色には濃淡があるそうですが、これも菫色というのでしょうか。

比較的長い距は、無毛であることが特徴です。
この距の中には雄蕊の一部が入り込み、蜜をためているそうです。その蜜を吸いに来たハナバチの仲間が、花粉を媒介し受粉します。

このコスミレの側弁は無毛です。
有毛のものもあるのですが、東日本ではこの無毛のタイプが多いそうです。
スミレの仲間は大体閉鎖花を付けます。
この閉鎖花の結実率はほぼ100%で、こうして花を咲かせているものよりも、桁違いに高いそうです。
生き残るための工夫が、色々とあるのですね。

3月下旬 横浜市内にて

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白が定番・・・

2020-04-11 21:50:00 | お散歩
クサイチゴ[草苺](バラ科)
林縁の道端には、こんな白い花が咲いていました。
これはクサイチゴの花ですね。
丈の割には、大きな花を咲かせます。
初めてこの花を見た場所は、竹藪になってしまい、今でもクサイチゴが生えているのか確認することができません。
でも、この林の近くには、クサイチゴの生える場所が幾つかあるので、こうして花を楽しむことができます。
この辺りで出会えるキイチゴの仲間は、白い花を咲かせます。
スミレと違って、これが定番の花色なのでしょうね。

2019年の実

3月下旬 横浜市内にて

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