春に咲く・・・

オオアマナ［大甘菜］（キジカクシ科）
我が家の玄関先では、オオアマナの花が今年も咲き始めました。
この家に住み始めた頃、球根を買ってきて植えたものがたくさん増えました。
これはプランターに生えていたものです。
明治時代に観賞用として導入されましたが、逸出して野生化しているものも多いですね。
我が家の玄関先でも、半ば野生化していると言っても良いかもしれません。
花弁はなく、花被片の外側は緑色で白い縁取りがあります。
雄蕊は5個で、根本付近は太くなりますが、その様子がわかるでしょうか。
この花は毎年見ることができますが、名の似ているアマナの花に出会う機会は少ないです。
今年も出会うことはできませんでした。

４月中旬　横浜市内にて

春の声・・・

ウグイス［鶯］（ウグイス科）
林縁の梢で、ウグイスが気持ち良さげに囀っていました。
近くによってカメラを向けても逃げません。
この時に付けていたレンズでは、これが精一杯の撮影です。
あちらこちらからウグイスのさえずりが聞こえてきます。このウグイスも自分の存在を主張するのに、私には構っていられなかったのかもしれませんね。

2013年のウグイス

４月中旬　横浜市内にて

春の花咲く・・・エビネ

エビネ[海老根]（ラン科）
林床ではエビネの花も咲いていました。
子供の頃は、裏山で普通に咲いていましたが、今では貴重な花でしょう。
外出を控えなければならない今日この頃。
近所の散策は、一人で歩けば良いとも思いますが、今日のように大雨ではそれもできません。
早く普通の生活に戻りたいですね。
この大雨で、ウイルスも綺麗に流されてくれれば助かりますが、そうはいかないのでしょうね。

４月中旬　横浜市内にて

咲き始め・・・

クマガイソウ[熊谷草]（ラン科）
林の中では、この花も咲き始めていました。
クマガイソウ、これも春の花ですね。
手前には蕾の姿も見られますが、この日咲いていたのはこの花だけでした。
扇形の葉は、花が咲くと展開してくるようですね。
咲き始めたばかりのクマガイソウ、この時期に見たのは初めてでした。

2018年の花

４月中旬　横浜市内にて

破れたもの・・・

ヤブレガサ[破れ傘]（キク科）
林下では、ヤブレガサの芽生えと出会うことができました。
一度、名の由来となった芽生えの時の様子を見たかったのですが、今まで時期を逃していました。
今年も展開した葉を見たので、遅かったと思いましたが、その姿を見ることができたのです。
この時の葉は、白い毛で覆われているのですね。展開してしまうと毛は目立たなくなるようです。
破れ傘の若葉は、山菜として食べられるそうですが、採ってしまうのはもったいないですね。

2019年の花

４月中旬　横浜市内にて