
久しぶりに境川沿いの道を下った時、道端でシオカラトンボが翅を休めていました。
“トンボの眼鏡は水色眼鏡 青いお空を見てたから・・・”という歌がありますが、本当に青い眼をしていますね

その青い空を見上げてみると、新しく作られた公園の湿地から飛び立ったらしいコサギが飛び去っていくのが見えました。ピントを合わせているうちに、どんどん離れてしまったのですが、どうにか後ろ姿を撮ることができました。

この辺りでは、道端の崖や丘からたくさん水が湧いています。
そんな湧き水ポイントの一つで、久しぶりにサワガニと出会いました。
コサギの姿を見て隠れようとしているわけではありませんが、すぐに巣穴に戻れるような体勢は、その用心深さが伝わってきます。
この境川周辺の生き物にとって、最大の脅威は人間でしょうね。
あっという間に、その生育環境を破壊してしまいます。
自然との共存を真剣に考えなければならないと思いますが、どうしていけばよいのでしょう。
考えているだけではだめなんでしょうね・・・・・
8月下旬 横浜・藤沢市内にて



ホウチャクソウ[宝鐸草](ユリ科)
林の中では、こんな緑の実もありました。
よく歩く林には、ホウチャクソウの群生がいたるところにあります。
足の踏み場に困るくらいです。
なんかいっぱい生えていると、いつでも見ることができると思って、つい見過ごしがちです。
ありふれた光景、無くならないことを祈ります・・・・・
ホウチャクソウの花
8月下旬 横浜市内にて



キッコウハグマ[亀甲白熊](キク科)
7月の終わりに、蕾をつけていたキッコウハグマ。散策のついでに見に行ってみたら、もう綿毛が見えていました。他の株も幾つか同じように綿毛が見えてました。
やはりここでは、花開かないのでしょう。
何時か、何処かで、花開くところを見ることができるでしょうか・・・・・
7月のキッコウハグマ
8月下旬 横浜市内にて



サンゴジュ[珊瑚樹](スイカズラ科)
生垣として植えられているサンゴジュには、こんな赤い実がなっていました。
この赤い実がたくさん実る様子から、「サンゴジュ」と名付けられたそうです。
でも、ここの生垣は最近刈り込まれたらしく、すっきりしていて、所々に赤い実が見られる程度でした。たくさん実をつけた様子は、また印象が違うんですが・・・・・
サンゴジュの花
8月下旬 横浜市内にて

