オケラ[朮](キク科)
本州~四国、九州のやや乾いた草原などに生える、雌雄異株の多年草。葉は互生し、倒卵形で柄があります。単葉から複葉の変異があり、多くは3~5裂します。縁には針状の鋸歯があります。
9~10月、茎頂に頭上花序を単生し、白色~淡紅色の管状花をつけ、魚骨状の苞に囲まれます。
春に出る若芽は、山菜として食されます。また、屠蘇散の原料のひとつでもあります。
根茎を白朮[ビャクジュツ](和白朮)といい、漢方で利尿、健胃、腎機能の改善や身体疼痛、胃腸炎、浮腫などに用いられます。
この場所に、オケラが生えていることは以前聞いた事があったのですが、自分では探すことが出来ずにいました。先日、教えていただく機会があり、ようやく出会うことができました。
こうなると、秋に咲く花も見たくなります。今度は自分で探し出せるでしょうか。
身近な薬草、出会いは一度切りにしたくないですね。
6月下旬 横浜市内にて
今のお年寄りは、田舎育ちでない限り
ご存じないのでしょうね
薬草を知って使い分けられるかたを
尊敬します
オケラ、・・・・・・。
珍しいショットを見せていただき、嬉しかったです。
siawase気分です。
昨日も、コメント&応援ポチに、恐縮、深謝、深謝です。
応援ポチ♪♪
虫のオケラは聞きますが、植物にもあるのですね。今度は花もぜひ・・・(笑い)。
花が独特でとても素敵ですが、葉っぱだけで見分けられるなんて、YAKUMAさんも素敵です。
民間薬の伝承は、何時か途絶えてしまいそうですね。
私も使う情報は知っていても、実際に使うことはなく、その方法も知りません。
貴重なものとの出会い、私も嬉しくなりました。
ポチ、ありがとうございます。
花が咲いた様子は特徴的ですが、写真のような状態でよく判別できるものだな、と観察力に感嘆しています。
植物にもオケラはあるんです。
私も知ったのは大人になってからですが・・・
花を探せるか、頑張ります。
確かに、自生のものは珍しいのでしょうね。
草刈りにあわないか心配です。
花の様子も見てみたいですね。