
イカリソウ[碇草](メギ科)
山地や林に生える多年草。葉は2~3回3出複葉で、小葉は歪んだ卵形になり、基部は心形になります。葉の裏面には開出毛があり、縁に刺毛があります。3~6月、茎先に紅紫色~白色の花を咲かせます。
この場所は、カタクリなどが咲いていた所のすぐ近くです。落ち葉などに隠れて何度か歩いても気付きませんでした。やはり保護されている所なので近くに行ってみることが出来ないのです。
以前にも載せましたが、地上部を「淫羊藿(インヨウカク)」と言って、強壮・強精に用られ、あの養命酒にも配合されている薬用植物です。主成分のイカリインには、かなり弱いようですがED治療薬のシルデナフィルと同様の作用があることがわかっています。その存在も薬効も貴重な物のようです。
3月下旬 横浜市内にて