オオイヌノフグリ[大犬の陰嚢](ゴマノハグサ科)
日当たりの良い草むらで、オオイヌノフグリが咲き始めました。
同じ場所で撮ったものですが、上の花はまだ葯が開いていません。
下の花では葯が開いて、花粉が見えていますね。
開花した時間の差で、このような違いが見られるのでしょうか。
オオイヌノフグリの花は、朝開いた時には雄蕊と雌蕊は離れていて、雌蕊は他の株の花粉を待つそうです。
ところが、夕方になり花が萎れる頃になると雄蕊と雌蕊は寄りそってくっつき、受粉するそうです。他の株から花粉が来なくでも確実に受粉し、種子をつくるのです。
こんな仕組みがあるからか、ご覧のようにオオイヌノフグリには雄蕊が2本しかありません。
シンプルな花の形にも、理由があるんですね。
オオイヌノフグリの実
2月中旬 横浜市内にて
このオオイヌフグリは先日行った秩父で撮って来ました!
小っちゃくて可愛いお花ですよねぇ~♪
皆さん気が付かずに歩いていましたっけ (笑)
実も拝見しましたけど、これまた可愛いですねぇ~♪
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YAKUMAさんの解説で知らない事が良くわかりました(笑)得した気分です♪
こちらでも一斉に開花し始めてきました。
小さな花でもとても綺麗に今の時期映ります。
秩父でも咲いていましたか。
ありふれた花だから、かえって気付かないんでしょうか。
本当にかわいい花ですけどね。
実の形から、こんな名前を名付けた人って、すごい想像力ですね。
いつも感心してしまいます。
Wポチ、ありがとうございます。
そちらでも咲いていますか。
花の少ないこの季節、地面を彩る貴重な花ですね。
小さいけれど、素敵な花です。
わたしも、受粉の仕組みを読んで驚きました。
きれいに撮れている写真でも、おしべ、めしべが花弁の模様に埋もれている写真が大半ですから、こちらの写真はすばらしいです。
よく晴れていたので、花の色がとてもきれいでした。
でもカメラの陰が入らないよう撮るのに苦労しました。
道端にしゃがみこんで撮っていましたよ。
写真ほめて頂いてうれしいです。
これからも頑張ってみます。
ありがとうございました。
受粉の仕組み、とってもよく分かりました。自然の不思議を感じました。 夕方には自家受粉して散っていく一日花なのでしょうね。 ポッチン☆
今までゴマノハグサ科だったのですが、最近遺伝子の研究で、オオバコ科に変わったとエフエムさんのブログに書かれてました。(エフエムさんのブログは風さんにリンクしてます。YAKUMAさんなら興味あると思います。よかったらど~ぞ)
今、エフエムさんのところにお邪魔してきました。
植物の世界にも新たな風が吹いているのですね。
最新の情報についていかないといけませんね。
ご紹介ありがとうございました。