カラタネオガタマ[唐種招霊](モクレン科)
中国南部原産の常緑小高木。江戸時代中期に渡来したといわれ、庭木や公園樹として植えられています。
葉は互生し、楕円形~長楕円形。縁は全縁ですが少し波打ちます。
5~6月、葉腋に花弁、萼片とも縁が紅色を帯びる淡黄色の花を咲かせます。この花は紅色ですが、園芸種のようです。公園の隅に植えられていました。
以前にも載せましたが、花にはバナナのような強い芳香があります。径2cm程の小さい花ですが、匂いは存在感を示しています。ホウノキなどと違い、樹高も低いので花の香りも楽しめます。
中国では、花を消化不良,腹部膨満,鼻炎などに用いる薬用植物でもあります。
バナナの香り、試してみませんか・・・
5月中旬 横浜市内にて