花がいっぱい・・・ウド

ウド［独活］（ウコギ科）
北海道～九州の山地に生える多年草。茎には短毛があり、葉は互生し、２回羽状複葉
で、縁に不ぞろいの鋸歯があります。
8～9月、球状の散形花序を、円錐状に多数つけ、淡緑色の花を咲かせます。
タラノキと同属ですが、ウドの若芽も山菜として有名ですね。根茎を独活（ドッカツ）と言って、解熱・鎮痛薬として用いたそうです。
林際の道端で、ウドがたくさん花をつけていました。よく見ると虫が何匹か付いています。よく分かりませんが、これはアカハナカミキリでしょうか。どうやら食事中のようです。
私が小さい頃、父がたまに裏山でウドを採ってきて、食べさせてくれました。その頃は、あの独特の風味が嫌でしたが、成長するにつれて好みの味となってきました。
懐かしい味の一つです。

８月中旬　長野県内にて