さぶりんブログ

音楽が大好きなさぶりんが、自作イラストや怪しい楽器、本や映画の感想、花と電車の追っかけ記録などをランダムに載せています。

髑髏ばっかり横笛(ネパール)

2007-12-18 23:43:22 | 鳴るほど・ザ・楽器遍歴
以前ネパールの木の笛をこのブログで紹介したことがあるのだけれど、この髑髏ばっかりの横笛もネパール製らしい。

髑髏がついてること以外は何の変哲もない横笛ではあるのだが、やっぱりこういうものを作る人たちは日本人とは死生観が違うのかなぁなどと思ってしまう。ネパールとかチベットの人達は、人骨に対して我々より近しい感覚で捕らえているのではないかと思う。人骨で作った楽器があるのだから、まがいものの髑髏マークが沢山ついてたところで、どうってことないわけだ。

かく言う私も、パイレーツ・オブ・カリビアンにハマッていたころは、髑髏に対して今とは違った感覚を持っていた。二作目を映画館に見に行った時、予告編を見ていたら髑髏マークが出てきて、いよいよ始まったのかと思ったら、「海賊版撲滅キャンペーン」の案内だった。思わず、「うっせーな~・・我々は海賊映画を見に来たのだよ。」と一人でブーイングを出しそうになった。

そっかぁ・・髑髏だと思わずに海賊マークだと思えば、もっとこのデザインに親しみが沸いてくるかもね。

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バッハさんは小川さん?

2007-12-17 23:26:56 | いまさら独逸語
10年前にドイツに行った時、夜にフランクフルトに着いたのだが、空港からホテルまで行くバスに同乗された現地ガイドさんの名前は、バッハとも子さんという人だった。

キャー! バッハさんだってぇ~! 今でもバッハさんって言う人いるのねぇ。しかも名前から推測されるように日本語すっごい上手だから、これから色んなこと教わっちゃおうかなぁ・・・と、ドイツでの初めての夜に興奮してしまったのだが、彼女は翌朝になるといなくなり、単に空港からホテルまで送るだけの人だったことがわかって超がっかりしたことを、昨日のことのようによく覚えている。

この秋からドイツ語をかじりだして、Bachとは小川という意味だということを知った時は、とっても新鮮な気持ちがしたのに加え、例のバッハとも子さんのことを思い出したのであった。(顔や声までよく覚えているのである。)

じゃぁ、小川さん・・・というノリならドイツに結構多い苗字なのかなぁと思って調べてみたが、残念ながら上位200位の中には入っていなかった。184位にBachmannという姓がある・・・惜しい!・・・のだが、ちょっとイメージ違うなぁ。

では、ドイツに多い姓って何だろう・・・ということになるが、意外なことに職業由来の名前がすごい多いのよね。1位がMüllerさんで、粉引き。2位の Schmidt さんは鍛冶屋さん。3位のSchneiderさんは仕立て屋さん。4位のFischerさんは言うまでもなく猟師さんですね。フィッシャーさんっていうのは、今聞いてるドイツ語講座にも登場するんで、すごくなじみがある。でもドイツってそんなに魚獲れるのかなぁ?

驚くなかれ、ドイツでは上位14位までが職業姓。日本だと地名ゆかりの姓が多いのと対象的だ。ドイツの人は勤勉なのだろうか。技術を要する職業名が多いので、中世のギルドとかハンザ同盟とか連想されてきて、職業に対する誇りの高さが伺える一方、硬直的なイメージもしないわけじゃない。カエルの子はカエルみたいな~。まぁ日本だって昔はそうだったもの。

そんな中で、小川さん・・じゃなくてBachさんっていう姓はちっと癒し系だね。

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クリスマスのカルテット

2007-12-16 23:24:07 | ただの日記
今日は職場の合唱団のヨハネ受難曲の練習のあと、そのままクリスマスパーティだったのだが、実はそのパーティで披露するための混声カルテットにエントリーしていたので、そのカルテット練習が朝からあった。

曲は“Deck The Halls(ひいらぎ飾ろう)”、“Ich bete an die Macht der Liebe”、“春に(木下牧子)”、“大地讃頌”の4曲。カルテットとはいえ6人で歌っているのだが、私は第一回の練習がオケの本番と重なっていたため出れず、今日の午前中だけの練習で本番を迎えるという無茶な計画をしていたにもかかわらず、朝起きれずに遅刻。ああ~カルテットクビになっちゃう~。昨日超眠い中、オケ練のあとでカラオケBOXで練習してきたのに~・・・と思いながら練習会場にたどり着いたのだが、みんな暖かく迎えてくれてよかった。

久々のアルトパート。昨日のどが痛くて鍼を打ってもらったのにまだ痛く、しかも1時から5時までガンガンソプラノを歌ったあとなので、中音域が響かないつらさと闘いながらの本番だったが、余興としてはまぁ何とか・・・。

職場のクリスマスパーティはいつもみんなで讃美歌のクリスマスキャロルを歌うのが慣わしになっていたのだが、今日はドンジョバンニのカタログの歌の披露あり、2人のピアノ演奏の披露あり、カルテットの披露ありの異色のパーティになった。私はよく知らないのだが、この合唱団も昔は100人ぐらいだったのに、一時極めて衰退し、危機的状態の時期もあったとのこと。私が入ったのは5年くらい前だが、それ以降は順調に盛り返してきており、今日のクリスマスパーティ参加者も40人を超えた。団長も先生も、最近レベルがすごく上がっているし、今日のクリスマスみたいな歌好きの人の集まりなら、大曲ヨハネも出来る!と感涙まじりのスピーチをされていた。

そんな時期にこの団に来れてよかったなぁ。卒業後十数年籍を置いていた合唱団は今はオケ練と完璧に重なるので休団中だし、その合唱団の休団者を中心とする合唱団(私が前演奏会に呼ばれて四つ竹を打ったことがある)にも全然顔を出してないのだが、後者も今日は池尻大橋近辺練習をしていたらしく、駅で鉢合わせ。「こっちのクリスマスパーティに出なよ」と誘われ、超複雑な気分。だがこの合唱団と職場の合唱団をつなぐ人は私だけではなかったことが判明。世間って何て狭いんだろう。

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【読書録】金のへぇ

2007-12-15 23:53:27 | 読書録
~トリビアの泉 金の脳だけセレクション~

【おすすめ度】★★★★☆

こんなの読書じゃないって怒られそう。

悲しいことに、私はよほど面白い番組でないと、1時間番組をずっと見ていることができない。チャンネルを変えるか・・・寝てしまうかだ。そもそも帰りが遅いのでテレビなんて全然見なくなってしまった。

トリビアの泉も、たまたま早く帰れた時に目にする程度。結構好きな番組ではあるが、毎週見ようとは思わない。

ただ、「へぇぇぇ」という話に出会うと、身も心も疲れが取れるのは確か。新しい発見というものは、精神状態を健康に保つのに非常に効果があるのではないかと思う。そんな理由で昔から好奇心が強い方だが、10年以上前に職場の先輩から「お前は仕事に役に立たないことばかり良く知っているな」と揶揄されたことがあり、その人に悪気はないのは分かっていてもちょっと腐っていた。「トリビアの泉」でその素晴らしい無駄知識に世間の関心が集まった時、私は「してやったり」と思っていたのである。

ということで番組の趣旨には大賛成だが、1時間も集中力が持たないという幼稚な理由から、あまり番組を見てない私は、本でもいいから無駄知識を得たいと思う。特にこれは「金の脳」にランクされたものばっかりで出来ている。

昔、生物部にいた経験で血がさわぐのか、どうも私は「生き物」がらみのトリビアによく反応するようである。この本の中で一番びっくりしたのは、

「アメリカザリガニにサバをあげると青くなる」

っていう奴かな。まるでペンキを塗ったように真っ青になってるアメリカザリガニを見て一瞬嘘だろ~?と思ったほど。サバの切り身だけ1~2ヶ月与え続けると、そんな風に真っ青になるらしい。そもそもアメリカザリガニが赤いのは、主食である水草や微生物に含まれるカロチンのせいだとか。だからサバでなくてもカロチンを含まないものを与え続けると青くなるし、もとの食事に戻せば再び赤くなるということで納得した。

次点は「アンコウにはオスがメスを見つけると吸い付き、そのメスの身体に吸収されるものがある」かな。

深海ではオスとメスがめぐり合う確率が少ないため、オス(非常に小さい)はメスを見つけるとすぐに吸い付いてしまい、エラ・循環器・精巣を残して、他は血管も含めてメスと同化してしまう。こうなったオスまるでメスの身体の横に突き出たヒレのような突起物にしか見えない。でもメスが産卵すると精子をかけることを忘れないというから、要はそのためにくっついているのである。いや~ん、いくら出会いが少ないからって、私だったらそんなモノくっつけて歩きたくないぞぅ~!

他にも「シンデレラのもとになった話(1634~36年イタリアのバジーレが書いた『五日物語』の「灰かぶり猫」)では、シンデレラは2番目のお母さんを殺してしまうんだとか。演奏会の前に読まなくてよかったな。そういえば指揮者が最後に倒れることを作曲家から指示されている曲もあるそうだ。マウリツィオ・カーゲル作曲の「フィナーレ」という曲だが、もし演奏会でこの曲をやったら場内騒然だろうなぁ。

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2007年私の重大ニュース

2007-12-14 23:47:40 | 私の十大ニュース
今年は旅行に行かなかったし、暗くて深刻な話題ばっかりですねぇ。それでもめげずに書くことにします。

1.心房細動の治療のために2回目のカテーテルアブレーション手術で入院。。術後経過は良好で、こんどこそ完治したいと願っています。

2.今の職場に異動。多くは語れませんが、とにかく大変です。

3.お腹に巨大なしこりが見つかり大ショック。とりあえず悪性ではなかったんで、東洋医学的アプローチで治療中。結構改善してきています。

4.自分が実は冷え性であったことを自覚。猛烈に汗っかきな私は、今の季節でもいく筋もの汗をかくのですが、熱くなっていたのは頭だけだったのです。ここまで自分の身体を温めることに苦心した年は今まで無かったと思います。

5.バイオリンのフォーム改善に取り組み始めました。カラオケBOXが第二のねぐらになるほど、土日はこもって練習中です。効果は徐々に出てきています。

6.3大オラトリオのうち2つを今年演奏できました。歌でメンデルスゾーン「エリヤ」、バイオリンでハイドンの「天地創造」(抜粋)に挑めた私は幸せです。そういや、2月にオラトリオ「森の歌」の伴奏もやったんだったな。3大・・じゃないけど、今年3つオラトリオをやったわけですね。

7.酒田で開かれたアマチュアオーケストラフェスティバルに初参戦。3日間の集中練習で、バルトークのオケコンをこなすのは、本当に大変でした。自分の未熟さを思い知り、まだまだまだまだ修行しなくてはという決意を新たにしました。山形料理・・・めっちゃ旨かったです。

8.4月までに10キロやせたんですが、現在リバウンド中です。でもリバウンドしてる時の方が「やせたね」と言われるのは何故だろう。

9.4月からイタリア語講座を聞き始め、10月からさらにドイツ語講座を聞いています。全然ついていけてないのですが、聞き流すだけでもプラスだと信じて続けています。ちょっとかじっただけでも歌うことで得られる喜びがぐんと広がった感じです。

10.ここ何年か続けて読んでいたハリポタとローマ人の物語がついに最終巻を迎え、両方とも読破しました。

次点.WindosMeパソコンがついに壊れました。中に入っていたもののことを考えると、すごい痛手です。

次々点.ブログ連日更新記録・・・更新中! われながらよく続くぜ!


※トラックバック練習版の今週のお題「2007年あなた(もしくは家族)の重大ニュース(12月7日)」 への投稿記事です。


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アルデンテ違い

2007-12-13 23:55:42 | つっこみ伊太利亜語
ドナウディをさらっていたら

ardente[アルデンテ]

という単語が出てきた。意味は「燃えるような」。うそだろ~! 燃えるような恋と言いたい所でこんな単語が出てきたら、まるで髪の毛ひとすじほどの冷静さを残している恋だと思っちゃう。それとも焼け焦げたパスタとか・・・?

う~ん、イメージ合わないなと思って、もうちっと調べてみたら、パスタのゆで方を意味する方のアルデンテは“al dente”と表記するのであった。denteは歯を意味するから、“al dente”は歯ごたえのある・・という意味だったのだ。

調べてみて良かったな。もうちょっとで恥をかくところであった。・・・っていうか、もうかいてるかな。


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注目のクリスマスイルミネーションは?

2007-12-13 01:10:31 | トラックバック・ランキング
去年あたりから、クリスマスの時期は派手なイルミネーションでいっぱいですね。あんまりイルミネーションばっかりだと感動薄になるんじゃないか・・・ってすねてる私は狭い心の持ち主なのかな?

でもイルミネーションは豪華なだけが言いわけじゃない。通りすがりにちょっと面白いイルミネーションを施している家があるので、毎日楽しんでいる。

こんな風にサンタさんが3人連なっててライトが移動していくんで、まるでサンタさんがベランダによじ登っていくみたいに見えてほほえましい。

でもあんまり見るのも禁物なのだ。3年近く前にうちのアパートに入って私の部屋をめちゃくちゃにしていった泥棒さんもこんな感じで2階に忍び込んだんだろうか・・・なんていう余計な連想をしてしまうので。

※OL100人ブログ隊ののお題「注目のクリスマスイルミネーションは?」 への投稿記事です。

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【読書録】あらすじで見る名作文学

2007-12-12 23:54:38 | 読書録
【おすすめ度】★★★☆☆

こんなの、本好きの人から見れば邪道の極致なんだろうなぁ。私も昔、あらすじ本なんて邪道だと思ってた。でも今ではこんな本でもありがたいと思うくらい本を読まなくなってしまった。特に小説は。

同じ小説でも、歴史小説なら読むのだが、それ以外の小説を読んでも時間の無駄だと思っていた時期すらある。そもそも昔から暗記で点がとれる古文・漢文ならテストで満点に近い点が取れるのに、現代国語はからっきしダメだった。特に小説は。そもそも女子校の中高生に、“細君”という言葉がやたら登場する漱石の小説なんか理解できるはずもなかった。

でも自分もそれなりに歳を重ねて、名作を書いた文豪達の年齢に迫りつつある(漱石は49歳で亡くなった)中、今読めば昔分からなかった世界が分かるかもしれないという期待も持っている。そんな理由でこの本を手に取った(どっかのコンビニで買ったんだっけ・・・忘れたけど)わけだ。

ところが、ここに紹介されている名作文学をほとんどまともに読んだことのない自分を発見して、かなりショックを覚えた。朝起きたら虫に変身してた男とか、風車に戦いを挑んだ男、悪魔と契約した男は結局どうなったの?・・・我輩と名乗る猫は何を見たの?・・・「戦争と平和」の戦争って何戦争?・・・「罪と罰」の主人公は一体何をやったの?・・・私は何も知らないではないか。昔読んだはずの「リア王」ですら、最初と最後しか覚えてない・・・なんで一番やさしい子が死んじゃったんだっけ?

ということで、反省するところ大な私は、そのうちこの読書録に、「今頃読んでんの?」と後ろ指差されるような本のことを書いちゃうかもしれないけど、そん時はどうか暖かい気持ちで見てやってください。

ちなみにトルストイの「戦争と平和」って本当は「戦争と民衆」だったという説もあるんだって? ロシア語では平和と地球と民衆が、いずれもミールと呼ばれる同じ単語なんだそうだ。「戦争と平和」といわれるといかにも説教臭そうなんで敬遠していたけど、「戦争と民衆」なら読んでたかもしれないね。


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【DVD鑑賞録】アート・オブ・バイオリン

2007-12-11 23:54:14 | 映画・番組等、各種鑑賞録
【おすすめ度】★★★★☆

これはなかなか貴重な映像が詰まっているDVDだ。バイオリンをやらない人が見るとつまらないかもしれないし、私よりもっとバイオリンのことを知っている人が見るともっと面白いかもしれない。

日頃iPodでバイオリンコンチェルトを聴いている私だが、実は今まであまりバイオリンの演奏家にはこだわっていなかった。おそらく知識が無かったのと、耳が肥えてなかったのと、フォームに無頓着だったことが原因。でも今年の夏からフォームの改善に真剣に取り組み出して、だんだん効果も出てきたことで、いわゆる巨匠と呼ばれる方々の弾いている姿を拝みたいという気分になってこのDVDを買ったのである。

パールマンを弾き手ではなく、ナビゲーターに使うという贅沢な構成で、オープニングでメンコン1楽章を、オイストラフ、スターン、ミルシティン、メニューイン、グリュミオー、ハイフェッツ、エルマンなどが、入れ替わり立ち代りリレーのように弾いている(画像をつなぎ合わせている)趣向が面白い。特にメニューインの魅力に目覚めてしまった。若き日のユーディ・メニューインがメンコン1楽章のカデンツァを弾いている姿は本当にカッコいい。

飛行機事故で惜しまれつつ亡くなったジネット・ヌヴーの貴重な映像もある。ショーソンの詩曲を天上の音楽のように美しく奏でつつ、大きな瞳がグッと指揮者を捉えているシーンが印象的で一度見たら忘れられない。

あとストラディバリとデルジェスの弾き比べコーナーもあった。デルジェスの方がちょっと暗くて物悲しいということは初めて知った。両方持ってて曲によって弾き分けてます・・・なんていう人もいて、超うらやましい。

オイストラフの演奏CDはいろいろ持ってるけど、メニューインのは持ってないなぁ。今度買ってみよう。ちなみにメニューインのボーイングって、右手の人差指が棹に巻きつかずにちょっと伸びてるんだよね。あぁすると力が抜けるのかなぁと思って自分でやってみてもうまくいかない。若先生に聞いてみたら、あれは巨匠だからで素人がまねするのは良くないと。真似するならオイストラフかパールマンだと。パールマンの手はグローブみたいだけど、ふわっとやわらかく持ってる様子がすごくいいんだとか。このDVDだとパールマンはしゃべり専門だけど、パールマンが弾いてる映像もどっかで探してきたい。

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【私のとっておき/CDジャケット】チャイ5・シンデレラ-演奏記念

2007-12-10 23:44:51 | CDジャケット作品
12月2日に演奏したプロコフィエフの「シンデレラ」とチャイコフスキーの交響曲5番の演奏記念にまたCDジャケット(非売品)を作ってみました。(私が自分の記念に作っているもので、団として公式のものではありません。)

先日も書いたように、急にCDジャケット作成用のパソコンが壊れてしまったせいで、中に入っていたMe用のソフトもプリンターもスキャナーも使えなくなり、しょーもなくxpパソコンで慣れないIllustratorを使いながら作っています。

あ゛~、使いづらい・・・泣きそう・・・。プリンター兼スキャナーも昨日ビッグカメラで買ったのだけれど、届くのは今週末。ということでまだ印刷イメージも確認できてないし、レイアウトとか文字の間隔とか変えるかもしれないのですが、とりあえずこんな感じということでアップしてみました。

例によって2案・リバーシブル。
上のデザインは、エルミタージュ美術館の「大使の階段」の写真を使っており、今にもドレスを着たシンデレラが降りてきそうな雰囲気が気に入りました。英国ロイヤルバレエのシンデレラでも、舞台の真ん中にちゃんと階段があるのよねぇ。そんな格調高さが伝わるといいと思います。

実はこの写真は、「ハシムの世界史への旅」http://homepage2.nifty.com/hashim/というサイトから借用したもので、管理人のハシム様より了解をもらっています。

※これは実に素晴らしいホームページです。

別案として右のも作ってみました。これもやはりシンデレラをイメージしたもので、ウィキメディア・コモンズのフリー画像に、ちょっと水彩処理を入れたものです。この馬車自体はやはりエルミタージュ美術館蔵のエカテリーナ2世が戴冠式で使用した馬車だそうです。今回馬車の画像をいっぱい探したのですが、単に「馬車」で探すと、ほろ馬車とか観光客用の馬車、荷物引きの馬車の画像が多くて、なかなか王侯貴族の馬車の画像は手に入らないことが分かりました。

背景の舞台の幕は、ストックフォトサイトから購入したものです。(これが一番高かったりして・・・)。

ということで、感動が薄れないうちに、何とか素案だけは作ることができました。
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今日もレッスン2つ

2007-12-09 23:34:37 | ただの日記
今日はなんだか朝から頭が痛くて、11時半からカラオケBOXで練習するが、だるくて弓も滞りがち。そういえばここんとこ、オケの曲の練習ばっかりやってて、レッスンのための練習やってなかった。このまま行くと2週間前のレッスンのようにボロボロになるんじゃないか・・・と思ってたら、今日はそうでもなかった。12時半から若先生のレッスンが始まったが、大分良くなったと褒められた。

今日指導されたのは以下のポイント。
1.右手の人差指が弓に深くかぶりすぎているので、第二関節と第一関節の間くらいに棹が来るようにする。

2.ポジション移動の時に弓が止まりがちになるので、止めないように注意する。

3.重音練習は、一つ一つの音を長めにとり、音と音の間を切らない。ポジションをしっかりとって、肘や親指を適切な位置に運ぶことを意識する。(指だけを頼りにしない。)

4.6度の重音は特に楽器を鳴らすことを意識すること。5度や6度の重音は楽器のウォーミングアップにも使うほどで、これをやると楽器の音が良く出るようになる。バッハやヴィヴァルディの曲も楽器を目覚めさせる効果がある。

5.オクターブの時は、左手の平にも右手の平も、丸く卵を持っているかのようにやわらかくする。

6.音圧は大分均等になってきたが、出だしの音にやはりガリッと雑音が入りがちなので、弓を弦の上に置いてからスーッとまっすぐ弓をすべらすようにすること。

など。

途中自分で気づいたのは、左手の小指が時々ネックの下に潜り込んでしまう癖があること。小指は薬指とくっついたり下にもぐったりせず、弦の上でスタンバッていなければならず、そこも矯正していく必要がありそうだ。

それでも今日は、ホ長調スケールもドッペルコンチェルト(2nd)も褒められたので、次回はニ短調のスケールとドッペルコンチェルトの1stをやることになった。

☆ ☆ ☆

夕方は声楽レッスン。サルバトーレ・マルケージは「19.レジュメI」を合格。最終曲の「20.レジュメII」も悪くはないと言われたが、もっと速いテンポでも歌えるように練習してくるようにといわれた。自分が使っている模範演奏CDのテンポでも速いのに、その2倍近いテンポでやるというのは至難の技だなぁ。サルバトーレ・マルケージも修了目前になってきたので、「次は何をやったらよいでしょう」と聞いてみたら「ヴァッカイ」という答えが返ってきた。次の練習は1月だが、早速楽譜を入手して練習しなくては。

トスティの「Sogno(夢)」は合格。ドナウディは結構難物だ。今日やったのは「Spirate pur, spirate(どうか吹いておくれ)」「Certo un po'di cielo colse(きっと空を少し)」「Vaghissima sembianza(かぎりなく優雅な絵姿)」だったが、いずれも合格できず。ドナウディの曲は音と音をつなげて歌うこと(ん、バイオリンの重音練習でも言われたなぁ)、mは唇を軽く触れる程度にして、息の流れを止めないこと・・・がトスティとの違いだと。最初から最後まで一息で歌っているかのように聞こえるようにするのがドナウディの音楽だ・・・とか。ちなみに急に高い音へ飛ぶ場面が多いのだが、そこで音を切らないようにするのは結構大変。

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徹夜の思い出でポミエドリンクが当たりました!

2007-12-09 21:26:04 | ただの日記
先日、トラックバックのプレゼントで「どんな時に徹夜する?」というお題があり、若い頃の切ない徹夜の思い出を書いて応募したら、見事当選! 今日りんごポリフェノール入りのポミエドリンク10本が届きました!

1本にりんご1個分のりんごポリフェノールが入っているそうです。ほかにコラーゲン、コエンザイムQ10、ヒアルロン酸など。

結構美味しいんで、あっという間に飲んじゃいそうだなぁ。

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弦楽合奏始動!

2007-12-08 23:55:55 | ただの日記
先週演奏会が終わったばかりだけど、2月17日の弦楽合奏のための練習が始まった。私はカルテットや人数を絞った重奏曲には出ないけれど、弦全員で弾く予定の
・メンデルスゾーン/交響曲第10番
・ブリテン/シンプルシンフォニー
・吉松 隆/鳥は静かに
には出るので、まだ楽譜をもらってなかった「鳥は静かに」以外は一応予習はしていった。だけどブリテンのシンプルシンフォニーは練習していたのよりずっと早いテンポだったんで、かなり青くなった。しかも2ndは1stの隣じゃなくて、反対側に座るので、音も聞こえないしボーイングも見えない。う゛~ん、課題多し!

メンデルスゾーンは結構楽しい曲だなぁ。この1年は歌ったり聴いたりでメンデルスゾーン漬けの1年だったが、若い頃には気づかなかったこの作曲家の魅力に迫ることが出来た1年だったなぁ。1回目の合わせだったが結構楽しかった。

弦楽合奏は、管楽器の陰に隠れてごまかして弾くといった技も使えないので、ちゃんと弾かなくちゃいけないし、2ndが裸になったりメロディーを弾いたりする部分も相応にあるので、他のパートがちゃんと弾いてるのに2ndだけ音が薄くなってしまわないように、しっかり練習しなければと思った。

・・・・・・・・・・・・

今日はそのことよりも、いつも演奏会のCDジャケットを作っていたパソコン(Windows Me)が死んでしまったのがショックで途方にくれている。昨夜急に電源が入らなくなってしまった。ああ作りかけのジャケットもあったし、年賀状の季節なのに住所録が見えなくてどうしよう。

ジャケットの方はずっとMicrosoft-Photodrawというマイナーな画像処理ソフトを使っていて、パワーポイント感覚で使える使いやすいソフトだったのだが、限界はあり、Adobe Illustratorを覚えるチャンスかもしれないと思って、XPパソコンでいじくってみるのだが、ああ使いづらいこと・・・。

あとプリンターやスキャナーも新しいパソコンにつなげないので、プリンター兼スキャナーを購入するチャンスかも。

ああ、こんなの災難だと思うより、チャンスだと思うようにしないと、やってらんないわ!

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寒空の下

2007-12-07 23:52:51 | ただの日記
今週に入って一段と冷え込みが増す中、私はイチョウ並木の美しさに毎日のように感嘆している。

折からクリスマスイルミネーションが始まっているが、夜の人工的なイルミネーションよりも、昼間の澄んだ陽光の下で見るイチョウ本来の姿の方が何倍も美しいことを、肌で感じざるを得ない。でもたかがイチョウの木をこんなに美しいと思ったのは、私の今まで生きてきた人生の中で初めてかもしれない。打ち合わせのために久しぶりに外出した折、そんなことを感じて思わずパチリ。

ついでにこんなものも見つけて、こっちもパチリ。一瞬パイレーツ・オブ・カリビアンに出てくるブラックパール号かと思いきや、三浦按針が乗ってきたデ・リーフデだった。デ・リーフデについては昔イラストを描いたことがあり、このブログでも紹介しているが、ふと懐かしくなった。私の描いたデ・リーフデはまっすぐだが、このデ・リーフデは荒波の中を走る姿がよく表現されているな。


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アラジンセット

2007-12-06 23:32:04 | 身近なちょっと可愛いもの
今から5~6年前、寝てもさめてもアラビア文化にハマッてしまった時期があり、これはちょうどその頃、今はもう無くなってしまったアラビアグッズ専門のネットショップで買ったもの。

上の写真で言えば、右下が言わずと知れたランプで、中央がバラ水を入れるもの、左が水差し。

このランプっていうのが、私の昔からの憧れで、子供の頃、絵本で「アラジンと魔法のランプ」を読んだ時、どう見ても急須みたいに見える物のどこがランプなんだろうと、不思議でたまらなかった。ちょうど家に、絵本に出てくるランプに似ている急須があったので、まじまじと見つめたりしていた。

そんな小さい頃からあこがれてたランプを手にしたわけだが、急須よりは平べったいなと思った。そりゃそうだ・・・入れるのは油だもの。そして灯芯をセットして火をともす部分は広がっていて、急須の注ぎ口とは明らかに違う。(でもあの絵本に出てきたランプは確かに急須みたいだったのだ。)実際にこのランプで火をともしてみたい・・という誘惑に駆られるが、残念ながらこれはミニチュアで実用には耐えられないだろう。

☆ ☆ ☆

ところで、昨日「ロミオとジュリエット」の舞台はイタリアのヴェローナだったという話を書いたが、「アラジンと魔法のランプ」の舞台は本当は中国の長安なのだ。10年前にこれを知った時は驚愕した。だって絵本の挿絵はアラビア風で、何一つ中国的なモノは描かれていなかったのに。ちなみにディズニーのアラジンも、舞台を中東だということにしている。でもちょっと大きな子供向けの文庫本などを見ると、アラジンは長安の仕立て屋をやってたムスタファの息子ということになっている。これは昔の長安がすごい国際都市だったことを意味するのか、それとも中東の人たちが中国にある種のエキゾチズムを感じて、おとぎ話の舞台にしてしまったのか・・・たぶん後者だろうと思う。文章を読んでも中国らしいことは何一つ出てこないからね。


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