連続休暇が終わって、手術後初めての出社。痛み止めは飲んでいるけれど、仕事中に痛むことはなく、普通に出来たので安心した。
帰ってきてからは引き続き、引越しに備えて録画消化中。
「古墳最前線」はずいぶん前に放映されたものだけど、とても面白かった。
全国の古墳の数は16万(コンビニの3倍)あるそうだ。流石に我が地域ではコンビニの方が多いけれど、近所にある公園は城址であり、かつ古墳のあとを土塁として活用しているのだ。
そう言えば、小学校3年生ぐらいの時に、横浜など地元のことを習う時、山みたいな写真があって「○○○古ふん」と書いてあった。まだ墳という字を知らないからな。そこでおバカな私は大勘違いをするのである。きっと古いう○こが山になったものなのだろう・・・。その古ふんの話は授業ではやらなかったし、そもそも歴史を全然習ってない子供たちに古墳の説明をするのはむずかしかろう。私もうすうす「古いう○こではないだろう」と気づきつつ、そんなふうに思ってしまう自分が恥ずかしくて質問すらできなかった・・・。そんな昔のことをいきなり思い出してしまった。
私が子供時代に住んでいた、何もないところにすら古墳はあったのだから、全国に16万という数字はなんとなく納得できる。しかし・・コンビニの3倍とは・・・コンビニ密集地帯に住んでいる私にはちょっと信じられない数字である。まぁ、コンビニがあるところ古墳があるところは違うからな・・・あくまでも平均すれば・・ということなのだろう。
そして古墳への愛を歌い上げる「まりこふん」さん・・・面白いなぁ。歌も上手いし、良い活動をしておられる。まりこふんさんおすすめの大阪の高槻の今城塚古墳・・・面白そう。もちろん稲荷山古墳も忍城と合わせて行ってみたい。
九州に多い装飾古墳・・・畿内とは死生観が違うのではないかという説明に納得。同じ横穴式石室でも、棺を安置する向きが違う。九州では正面に見えるように、畿内では奥に隠れるように・・・。
奈良市の富雄丸山古墳で発見されたばかりの「だ龍鏡(盾型)」や日本最長(2.37メートル)の「蛇行剣(鉄剣)」も興味深い。邪馬台国卑弥呼の時代から倭の五王の間・・・4世紀は中国の史書にも出てこない空白の時代。こうした古墳からの発見で、まだまだ分かってくる可能性があることに希望を感じる。