さぶりんブログ

音楽が大好きなさぶりんが、自作イラストや怪しい楽器、本や映画の感想、花と電車の追っかけ記録などをランダムに載せています。

シーバスで横浜港ミニクルーズ

2010-07-05 23:17:20 | ただの日記

インテルヴァッロで美味しいピザとパスタを食べた後、特にその後の予定を決めてなかった我々は、とりあえずシーバスに乗って山下公園へ行こうという話になった。

きゃぁ、シーバス、シーバス・・・! 昔、寮暮らしをしていた頃、母がシーバスに乗ったという話を聞き、すげぇ~乗りたいと思って、同じ寮の友人に話したことがあるのだが、この手の話、口頭ではなかなか伝わらぬものらしい。ひとしきり話し終わった後、その友人にぽつりと「何でそんなに市バスに乗りたいの?」と言われた時にはがっかりしたねぇ。話が全然理解されていなかったらしい。

その後、小型の遊覧船みたいなものには乗ったことがあるのだが、どうやらシーバスとは別のものだったらしいと、今回判明するのだが、とにかく初めてのシーバス体験は、童心に帰ったようにドキドキ&ワクワクしたものだった。



BAY QUARTERからシーバス乗り場に向かって降りていく。



ああ、港の海水面がまるで鏡のようで・・・。日差しも絶好調。日焼け止め塗ってきてよかった!



シーバスはね、こんなとこからパカッと開けて入るんだよ。結局我々の乗ったシーバスは満席になった。ぎりぎりセーフだったね。



友人達が気を利かせて、私を一番前の席に座らせてくれたよ。さてさて船旅の始まり始まり・・・。かまぼこ型のインターコンチネンタルホテルが見えると、横浜港に来たという実感が湧くよ。



一番前の席だから、目の前はコレ。



運転席も見えるよ。電車でGOにも似た気分。



最初の寄港地、みなとみらい21のぷかり桟橋。



ぷかり桟橋・・グリーンの建物なかなかいいじゃん! 横浜港には、キング(神奈川県庁本庁舎)・クイーン(横浜税関)・ジャック(横浜市開港記念会館)と呼ばれる塔があって、昔は横浜港に入ってくる船からこの三塔がよく見えて、親しまれていたそうだけど、今では周囲にビルが立ち並んでしまったので、三塔が見えづらくなってしまった。

このぷかり桟橋の建物の上の丸い部分とか、ひそかにクイーンを意識していたりしないだろうか?



この「海」という字の目立つ船とはよく出くわしたなあ。横浜パラダイスという、クルージングBARなんだそうな。

シーバスから撮影すると、窓ガラスに海水のしぶきがついてるんで、どうしても水玉が写っちゃうなあ。でも窓ガラスがなければ我々が海水をかぶってるということでしょう? ま、仕方ないか。



綺麗に並んだ、船のお尻。こう綺麗に並ばれると、ソソられますね。



きゃぁぁカッコイイ~! JAPAN COAST GUARDとあるから海上保安庁の船だ。



その、海上保安庁の船越しにみなとみらいを望む。ちょっと曇ってるように見えるのは、シーバスの窓ガラスにちょっと色がついてるせいだと思うな。でもその色もあまり日よけになってなくて。頭上から降り注ぐ陽光に頭頂部が異様に熱を帯び、このときばかりは帽子持ってくるんだったと思ったよ。



次の寄港地は、赤レンガ倉庫。逆光で赤い色があまり見えないけどね。去年、函館の赤レンガ倉庫から出発するミニクルーズを楽しんだことを思い出すよ。函館と横浜って同時期に開港しただけあって共通点あるね。似てたら似てたでいいんだ~、私は港が大好きだから。港を吹く風、船の姿が私を元気にしてくれる。



向こうに横浜ベイブリッジが見える。これだけは反対側の席に座った方が、もっと近くていい写真が撮れたかな。



大桟橋(おおさんばし)だ。小さい頃、親に連れられてきたり、遠足で来たりしたよ。私って今も昔もアホだからさぁ~、子供の頃「大さん」の「橋」かと思ってたんだよ。だってよく「大さん橋」って表記されるじゃん。



その大桟橋に横付けされてるROYAL WINGという船はレストラン船らしい。前の方から撮れれば、船首がすっと伸びてて、もっとカッコイイはずなんだけど。お、写真の真ん中からちょっと右よりにライトグリーンの細いドームが見えるでしょ。これが前述のクイーン(横浜税関)だ。



終点の山下公園に近づいてきた。懐かしいはずのマリンタワーと氷川丸なんだが・・・。私の知っているマリンタワーはこんな色ではなかった。高校の美術室から見えたマリンタワーは赤と白に塗り分けられていて、横浜港の青い空と青い海に極めてよくマッチしていた。そこにスーッと、白い帆船日本丸が入ってきた時は、教室中が黙るほどの美しさで。もうそういう光景は見られないんだな。高校の校舎も建て替えられちゃったし。



氷川丸は世界大恐慌の直後に造られ、太平洋戦争でも沈没しなかった貴重な客船。1960年まで太平洋を走ってたのだ。

 

ということで、短くも実り多い横浜湾ミニクルーズが終わった。

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2 コメント

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Unknown (まお)
2010-07-06 08:43:52
マリンタワーは赤と白。氷川丸もこんな色じゃなかった・・
わたしは子どものときこの氷川丸を練習場にしている合唱団に入っていました。そのころはシーバスはもちろんみなとみらい線すらなくて(もちろんw)桜木町からバスに乗ってました。
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氷川丸とマリンタワー (さぶりん)
2010-07-06 23:37:56
まおさん、いらっしゃい!

まおさんは児童合唱団に入ってらしたの? 昔憧れた、私の知らない世界だわ~。しかも氷川丸で練習してたなんて、何て素敵!

その頃の氷川丸って、もしかして緑色っぽかったですか? 私も先日見た時「あれ、こんなに黒い船だったっけ?」と思いました。

調べてみると、氷川丸は現役時代、引退後とも何回か塗り替えられているようです。今の色は現役時代の当初の色らしく、戦時中は病院船として白く塗られた上に緑色の帯と赤十字が描かれたそうですよ。白鳥のように美しかったとか。

退役後、氷川丸マリンタワー株式会社の所属となり、エメラルドグリーンに塗られた時期もあったようですが、1980年代に当初の黒い塗装に戻されたとか。私も氷川丸を見たのは子供の頃だったので、「懐かしいはずなのにあれ?」という印象を持ったのは、色が変わってたからなんでしょうね。

ということで氷川丸の今の塗装はそれなりに歴史のあるもののようですが、マリンタワーの色は興ざめですね。東京スカイツリーのなりそこないみたいな・・っていうかマリンタワーの本来の美しさを失ってしまったような感じがします。
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