2作目より面白かったんじゃないかな。スパイ映画ならではの激しい化かし合い。1作目もそうだったけど、スパイは意外に自分の身近な人を見抜けないものなのかね。灯台下暗し。
私も別の意味騙された。
・IMFという組織が出てくるが、私はずっと国際通貨基金のことだと思い、「?」と思って見ていたが、最後の方で別の組織であることがわかった。
・悪役である、デイヴィアンを、私はずっとレオナルド・ディカプリオが老け&デブメイクをして演じているのかと最後まで思っていて、見終わった後でフィリップ・シーモア・ホフマンという人が演じていたことがわかった。すっかり騙されたわ・・・さすがスパイ映画。(ていうか悪役だけなら、老け&デブメイクする必要ないわけだし)
本作で、変装の仕組み(頭の被り物と声)が明かされる。特に声については、こんなやり方で本当にできるのか・・という疑問符はつくが、何やらシステマティックにやっているらしいという設定だ。だが真似ているのは頭部と声だけで、体型を真似るのかまではやってなかった。ディヴィアンの豊かなお尻を見ながら、トムクルーズの体格と似ても似つかないのにどうすんだ・・と思ったが、劇中では問題にならなかった。
それにしてもジュリア・・・(2作目で仲良くなった女の子とは違うのね)・・ただものではない。口頭で説明受けただけで、あんなに上手に撃てるわけがない。最大の敵を殺したのは彼女だからね。彼女も実は職業を偽っていた・・というオチはなかったけど。
バチカンと上海(豫園周辺かな?)観光気分に一瞬浸れて、懐かしかった。