さぶりんブログ

音楽が大好きなさぶりんが、自作イラストや怪しい楽器、本や映画の感想、花と電車の追っかけ記録などをランダムに載せています。

2014 FCLA 夏オフ

2014-08-10 23:41:02 | ただの日記
3日間ブログの更新が滞っていたのは、実はこの間大変な思いをしていたからで・・・だからといって決してハードスケジュールを後悔しているわけではありません。我が身の体力のなさを不甲斐なく思っている次第。

なので、更新できてない日の分は、後からバックデイトでUPするとして、まずは生存表明も兼ねて、手短に今日の分をUPしておこう。

この8月9日(土)~10日(日)の2日間はニフティサーブ時代から綿々と続いているクラシック音楽フォーラム(FCLA)の演奏オフ会(夏オフ)の日。今の私の音楽人生はこのオフ会が原点であり、このオフがなかったら今の自分は考えられないことから、毎年何とかやりくりして出ているが、今年は1日目がサントリーホール(ブルーローズ)での発表会と重なってしまった。むろん発表会は午前中だから、時間的にはオフに十分に出れるわけだが、残念ながら身体だけ空いていてもだめで、発表会もオフも両方ともそれなりの事前準備が必要だからなおさら大変だ。

昨日は、午前中にサントリーでの発表会を2種目(バイオリン、声楽)こなして、大荷物(バイオリン+トランペット+カバン3つ+肩掛けポシェット)を持ってサントリーホールから幡ヶ谷まで移動して、夜までバイオリンだのトランペットだの指揮だのとやって、飲み会まで行った。

今朝起きたら、どうしようもないほどの頭痛(昨夜あまり飲んでいないので、断じて2日酔いではないのだが)。水を飲んでも吐き出してしまうほどのひどさ。何とか薬だけは飲んで3時間以上床の中でうんうん苦しんでいるうちにタイムリミット。シャワーで大量の汗を洗い流し、痛みの半分残る頭でフラフラと幡ヶ谷へ。

一瞬、先日亡くなった同期のことが頭をよぎったが、このような頭痛はハードな土曜日の後に続くハードな日曜日の午前中に過去数回ほどなったことがあり、つらいながらも今まで何とかやってきてるので、心を落ち着かせて慎重に足を進めた。

ということで、やや遅刻してしまい、一番最初の曲の演奏には間に合わなかったが、それ以降のプログラムは全部こなすことが出来た。

二日目の今日の私にとっての目玉はメンデルスゾーンの交響曲第2番「讃歌」(抜粋)のソプラノソロ。合唱も少人数なので、合唱ソプラノも歌う。「讃歌」は本番経験がないので、カラオケボックスで何回か通し練習をした。でも発表会の練習もコンクールの練習もしなければならないので、声を使い過ぎないよう気を使いながら細々とやらざるを得なかった・・・それでもやっといてよかった!

讃歌の第1曲のシンフォニアはバイオリンで参加。2曲目からはバイオリン席を立って歌の人達のところへ移動。まだ頭痛が1/3ぐらい残っていて、しんどかったこと・・・。でもみんなから元気をいただいて、2曲目後半のソプラノソロや7曲目冒頭のソロは事故なくこなすことが出来、合唱パートも少ない人数ながらみんなで頑張って、聴き応えのある出来になったと思う。

讃歌って、なかなか演奏機会に恵まれない曲かもしれないけど、今日歌ってみて本当にいい曲だなぁと思った。

そのあと小休憩があって、まだ頭痛が治らない私は頭をかかえて休んでいたが、ブラームスの交響曲2番が始まったら・・なぜか頭痛がさらに減少し、朝の痛みの1/6くらいになった。ブラームスの2番も本番経験がない曲で、私自身の出来はお寒い限りだったのだが、1楽章の重低音と適度なうねりが頭痛を治してくれたみたいなんだよね~。

その他、「シェエラザート」も難しくて大変だったな。終わった後「こういう出来そうで大変な曲ってやりがいあるよね」と闘志をむき出しにするメンバーが続出。多少リハはあるとはいえ、ほとんど一発合わせの演奏で難曲に挑める機会があるのはありがたい。「パイレーツ・オブ・カリビアン」のテーマ曲も楽しかった。私は昔「パイレーツ・オブ・カリビアン」の曲に合わせて毎日ステッパーで足踏み運動をしていたら、やりすぎてステッパーを壊しちゃったんだよね。弾きながらそんななつかしい思い出が・・・。

夜はまた参加メンバーと一緒に飲みに行けるほど頭痛は回復したが、大事を取って早めに帰ってきた。

今年もまた、この会に参加できたことが嬉しく、また一年精進してこようと思った。

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