8/9(日)、囲碁を見終えてから、妻と新宿に向かう。副都心線に乗っていると、サラ金の広告の隣りは、債務整理を謳う弁護士事務所の広告だ。その取り合わせの妙に、日本に住んでいることがいやになる。新宿では、台風の影響で雨が降り出し、とにかく蒸し暑い(さらに日本に住んでいることがいやになる)。ついでに、紀伊國屋南店さんに立ち寄り、秩父の散策ガイドマップを購入。今年も富士に登りたかったが、天候は不順だし、懐 . . . 本文を読む
8/5(水)は、救援連絡センターS氏が18:30にご来社され、二人で「救援」紙のアップ作業。例によって、ワーワーやりながら、作業を進める。ところが、ひとつだけまだ届かない原稿がある。待てど暮らせど届かない。こちらにしてみれば、まだ1日余裕があるので、無理して待っている必要はない。ということで、20:00過ぎに作業を終了することにする。しかし、月刊というのは大変だね。
1杯飲んで家に帰ると22:00 . . . 本文を読む
8/2(日)、また山行を予定していたのであるが、外はあいにくの雨。雨音を聞きながら11:00くらいまで寝ることになる。ようやく起き出し新聞を広げてみれば、朝日新聞の書評欄には、最近、小生も読み終えた書籍が2点も紹介されている。アリャー、小生もすっかり朝日系教養人なのかと、ある種忸怩たる思いで眺めてみれば、それほど鋭い内容でもないのでいささか拍子抜け。
2点というのは、『ノモンハン戦争』(田中克彦著 . . . 本文を読む
(桐山桂一著、岩波現代文庫)
本書は、あの呉清源先生のファミリーヒストリーを詳述したもので、単行本が刊行されていたときから気になっていた1冊だった。まず、呉清源先生を知らない人のために簡単に説明すると、呉清源先生とは近代囲碁の偉大な開拓者で、戦前戦後の囲碁界全体を日本にとどまらずグローバルに牽引されてこられた囲碁界の巨星である。
10数年ほど昔、四谷で行われたこじんまりとした囲碁のイベントに呉清源 . . . 本文を読む
極北の地にいる友人から手紙が届いた。以下、その抜粋。
さて、今回は塀の中の経済事情まず収入源である作業報償金制度についてです。前回報告したように、一日約七時間くらいの私たちの労働は、就労時間に対する時間給として支払われます。その際の時給は、作業の種類及び原則的には習熟度を踏まえた(実態は就業期間を基準にした)作業等工によって決定しており、さらに月々の報償金はこうして算定された(等工基本時給×実 . . . 本文を読む