風塵社的業務日誌

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道教の美術展

2009年08月17日 | 出版
ガキのころ、老荘思想に憧れを抱いたことがあった。といって、仙人になりたいと思ったわけではないが、いま振り返れば、浅薄でまったくの無理解な解釈だったことだろう。しかし、老荘思想の持つトリックスター的な発想になんとなく心が惹かれていたのである。 多分、その当時の理解としては、凡俗を超越するある精神性や視点を獲得できれば、貴は賤となり、富は貧となり、美は醜となりうるわけで、その価値の転換を面白いと思った . . . 本文を読む