市原市議会議員 小沢美佳です

市政や議会の報告、日々の活動や想いを綴ります。
一番身近な地方政治の面白さが、皆さんに伝わりますように・・・

電話やオンラインで診療を受けるには

2020-05-10 | 健康・医療
今日は薬局勤務でした。
日曜日で患者さんは少なかったのですが、屋外で仕事中に突風にあおられて怪我をした方が複数名。
昨年の市内での台風・竜巻被害が思い起こされ、思わずブルブル。風の強い日の外出、気をつけましょうね。

さて、4月13日から、新型コロナウイルス感染症への対応として、オンライン診療や服薬指導の制度が時限的・特例的に見直されました。
初診でもOK。電話でもOK。薬は薬剤師が電話で説明したのち、郵送もしてもらえます。
(オンライン診療の制度自体はすでに2018年に導入済み。但し、初診は原則NG、ビデオ診療のみ、服薬指導は対面のみ でした)

では具体的にどうやって受診すればよいのか、順を追って説明しますね。

1)オンライン診療ができる医療機関を確認する
近隣やかかりつけなど、受診したいと思っている医療機関のHPや電話などで確認してください。
また、こちらの厚労省のHPも参考になります。
 「電話や情報通信機器を用いて診療を実施する医療機関リスト」
2)事前の予約
電話の場合は保険証を手元に用意しましょう。
オンラインの場合は医療機関によって方法は様々です。
支払い方法も異なりますので確認しましょう。
3)診療
求められた個人情報を伝えた後に症状などを話します。
医師が、電話・オンライン診療は困難と判断する場合もあります。
4)薬の処方を受ける
麻薬と向精神薬は処方できませんし、初診で既往歴などがわからない場合は7日分が限度です。
配送を希望する場合は、希望する薬局を伝えます。
その後、薬局に電話して服薬指導を受け、薬が送られてきます。


ただ薬の場合は、よほど感染が心配でなければ、近くの薬局等で混雑していない時間にサッと行って直接受け取ったほうが早いし確実かな、と個人的には感じています。
電話・オンライン診療の場合、処方箋は医療機関から直接薬局に送られますから、すでに調剤済みで待ち時間はほぼゼロです。

それから当然ですが、発熱や鼻やのどの症状、腹痛、 頭痛など、新型コロナウイルスへの感染が疑われる場合については行うことができませんので念のため。

電話やオンラインでの診療や服薬指導は、感染リスクを回避できる上に待ち時間や通院の時間もなくなるので、本当に便利ですよね。
でも、声や画像だけでは正確な診断は難しいでしょうし、検査もできません。
今回の制度の緩和はあくまでも暫定的なもので、本来のオンライン診療は、慢性疾患で症状が安定していてずっと同じ薬を飲み続けているというような場合に適用されるものです。
もしそんな方で病院に行くのが心配でしたら、ぜひ医療機関に相談してみてくださいね。


追及する力

2020-05-09 | 日々のあれこれ
「追及力 権力の暴走を食い止める」


最近SNSで流行りのブックカバーチャレンジでは全くないのですが・・・
たまたま議員仲間から薦められて手に取った本です。

特に「追及力は、同時にプレゼン力でもある」というくだり。
たとえ相手から情報や真実(良い答弁)を引き出せなかったとしても、聞いている周りの人たちに「これは確かに重要な問題だ」と思わせることが大切。
著者には遥かに及びませんが、私も議会質問の際にいつも意識していた事だったので、共感を覚えました。


さて、特に行政を追求する為ではないのですが(笑)、
市原市が「新型コロナウイルス感染症対策本部」を設置してから約1カ月半が経ち、情報がバラバラでこんがらがってきたので、市の現在までの取り組みを調べ、時系列でまとめてみました。

2/25 新型コロナウイルス感染症対策本部を設置
2/28 3/2からの市内小中学校の一斉臨時休業を発表
3/2 市内小中学校の一斉臨時休業を開始(3/24まで)
   老人福祉センター・児童館・子育て支援センターなどの利用休止を発表(3/15まで)
   施設の使用料の返金や税金の申告期限の延長を発表
3/3 図書館・公民館・YOUホール等ほとんどの公共施設の休館を発表(3/5~3/15)
3/13 公共施設の休館を3/31まで延長
3/30 公共施設の休館を4/30まで再延長
4/4 市内陽性者1例目が判明
4/5 市内小中学校の一斉休業を発表(4/30まで)
4/7 緊急事態宣言発令
4/9 市内小中学校の一斉休業と公共施設の利用休止を5/6までに延長
4/10 市職員の勤務体制を変更(時差出勤・リスクの高い職員の在宅勤務・分散配置など)
   保育園や学童保育の利用自粛要請と利用料金減免措置
   市原市コールセンター開設
4/16 職員を2班体制に
4/17 保育施設入所に伴う育児休業の復職期限を6/1までに延長
4/20 県知事に対し、千葉・木更津・君津と連盟でパチンコ屋等の施設の使用制限を要請
   市原市緊急経済支援策を発表
     ・商工会議所と連携し、五井会館に中小企業等の相談窓口を設置(4/20~)
     ・中小企業等経営支援金の交付(5月中旬~受付)
     ・テイクアウトやデリバリーを行う飲食店をウェブサイト等で紹介(4/21~)
     ・児童扶養手当を受給しているひとり親家庭への緊急支援給付金(5月下旬~)
4/22 房総地域8市1町連名で、房総地域への来訪自粛願いを発出
4/23 市役所内に特別定額給付金室を設置
4/24 補正予算を専決処分
     ・ひとり親家庭緊急支援給付事業費
     ・中小企業等経営支援事業費
     ・オンライン家庭学習環境整備事業費 等
4/28 市内小中学校の一斉休業と公共施設の利用休止を5/31まで再延長
   保育所や学童保育の一斉休業を発表(5/7~5/31)
4/30 国民健康保険で傷病手当金を支給できるようにするための条例改正を専決処分
5/1 特別定額給付金オンライン申請開始
5/7 医療用資材の無償提供の募集開始
5/18 特別定額給付金の申請書の発送開始


HPを見ても今一つわかりづらかったので、自分で拾い上げました。
今度はもっと市民の皆さんにわかりやすいように、各種支援策を目的別にまとめようと思っています。
・・・・やっぱり追及に使えるかもしれないしね(笑)

新型コロナ、救急搬送への影響は・・・?

2020-05-08 | 健康・医療
写真は、市原市消防局に設けられた「消防局新型コロナウイルス感染症対策本部」。


講堂を目一杯使って、執務エリアや会議エリアが広々と配置されていました。


報道によると、全国の消防本部で4月の発熱の救急患者の「たらい回し」が、前年同期比で5倍以上になってしまったそうです。お隣の千葉市も倍増です。
市原市の状況はどうなのでしょう?

お聞きしたところでは、まず全体の救急出動件数は、おおよそ前年の15%減っているそうです。
その理由として、休校措置で(?)子どもの病気やケガ、それから外出自粛で交通事故も減っていることが考えられています。
気になる病院交渉回数については、全体では通常の平均1.4回からほぼ変化はないとのこと。
発熱患者の受け入れにくさは否めないものの、何カ所も交渉しなければならないような困難な状況にはないようです。
・・・良かった!今のところは安心できそうです。

他、救急隊員が使用するN95マスク、防護衣、シューズカバーなどの在庫も全く心配なし。
発熱患者を搬送した後の救急車両は、オゾン式滅菌装置で完璧に消毒。
全て先手先手で手抜かりなしという印象でした。
このプロ意識、市民にとっては実に頼もしい限りですね。

子どもたちの学びを止めないために

2020-05-07 | 教育
「コロナさんが、ごめんなさいしても許せない」
今日から学年別の分散登校が始まった館山市の小学校。2年生の女の子が、インタビューに答えていました。
幼い子なりの精一杯の怒りの表現、ですね。
市原市では、今日また新しく感染者が確認されました。館山市のように登校できるまでには、まだもう少しかかるそうです。

この間オンラインによる家庭学習環境の整備に1000万円の補正予算がついたので、その中身を教育委員会に確認してみました。
市が保有しているタブレット端末のうち約250台をネット環境がない家庭に貸し出すため、セキュリティー対策費やルーターの購入費に充てるそうです。
タブレット端末を新たに用意するわけではないんですね・・・う~ん、勘違いしていました。
市内の児童生徒数は約2万人ですから、250台だと1%ちょっと。とても足りるとは思えません。
しかも、コンテンツは同時双方向型のオンライン指導や独自に作成した授業動画の配信ではなく、もともと授業で使っていたデジタル教材の活用にとどまっています。

家庭のIT環境格差や教師のITスキルなど色々と課題はあるでしょうし、現場は相当苦労されているとは思いますが、オンラインに加えて分散登校による授業も組み合わせるなど、思いつくアイディアを出来るところからどんどんトライして取り入れてほしい。
子どもたちの学びが実質的にストップした状態が、これ以上長引かないように。

バラ「レモンフィズ」

公民コラボのクラウドファンディングで飲食店を応援しよう!

2020-05-02 | 日々のあれこれ
もうご存知の方も多いと思いますが・・・
市原市飲食店応援プロジェクト』がスタートしています。
市内飲食店の食事券を購入する、あるいは寄附することで、厳しい状況にある飲食店を応援しようというクラウドファンディング。
民間が中心になって、大学生や有志で立ち上げたプロジェクトです。
こういうことをパッパと実行するって行政にはなかなかできないけれど、その分ちゃんとフォローして積極的にPRしている。
とってもいい感じで公民がコラボしていると思います。
皆さんも、ぜひこちらをクリックしてみてください市原市飲食店応援プロジェクト

私も食事券を申し込みました(こんな場合でも公職選挙法で寄附はNGなのです・・・)。
「みんなで頑張ろう!また食べに行くからね~!」


今日は薬局勤務でした。
最近はコロナ禍もあってか患者さんも少なめでしたが、流石に今日は連休前とあってそれなりに忙しかった・・・。

事務職でとても絵が上手な方がいて、いつも色んなところにかわいいイラストを描いてなごませてくれているのですが、今回は笑いました!
医薬品が入っていた段ボール箱を使った彼女の最新作、見てください。傑作です。



小池百合子さんが土井たか子さんに見えなくもない・・・?

皆さんの応援が励みになっています


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