今日は私が所属する市民経済常任委員会で、
(一社)観光協会の不適切な会計処理などの不祥事に関する質問を行いました。
観光協会の債務残高は1月時点で7000万円。対する預金残高は42万円。
基本財産はとっくに底をつき、それでも毎年1000万円の支出超過を継続。
さらには内部の職員による不正支出の疑いも浮上、R4年度分の使途不明金700万円。
現金出納帳はなく、実態と乖離した決算書を作成、などなど・・・
もちろん観光協会側のガバナンス・コンプライアンス欠如は明らかなのですが、
収入のほとんどが市からの補助金や委託料でしたから、
市の指導監督のあり方は厳しく問われなければなりません。
市はかなり以前からこのような状況をある程度知り得ていたわけで、
実際に観光協会は市に対し何度かSOSを発信していたにもかかわらず、市は何も手を打たなかった。
この結果責任は重いでしょう。
市の観光行政は、近年はほとんど観光協会任せが実態だったと思います。
今後はどうなっていくのか。
ここで観光協会を救って、これからも観光行政の中核を担ってもらうのか。
それとも解散(倒産)を認めて、市が自ら観光施策を構築し直すのか。
この点も確認したのですが、どうもスッキリしませんでした。
その他あれやこれやで、かなり発言時間を要しました。
数日後には録画が市HPにアップされますので、宜しければ。
会派室に戻ったとたん、さすがにドッと疲れが・・・。