前回ブログに書いたように、
今日の新聞折り込みで、コロナワクチン3回目の接種前倒しについて、広報いちはら臨時号が出ましたね。
市長からのメッセージの中に、保育関係者を含めたエッセンシャルワーカーへの配慮が盛り込まれていた点は注目に値します。
それから、保育施設の利用自粛の呼びかけについても、保育所だけではなく学童保育にも通知が出たそうで・・・
急いで要望書を提出して本当に良かった。
・・・・・昨日は、京葉5市(千葉市・船橋市・八千代市・習志野市・市原市)の議員合同研修会がオンラインで開かれました。
講師は、千葉大学医学部附属病院 病院長補佐・感染制御部長の猪狩 英俊医師です。
まさにコロナ重症患者治療の最前線の現場を知る医師の貴重なお話。
データをふんだんに使った最新情報も伺うことができました。
最初の写真にもあるように、一人の患者さんの画像を撮るために、これだけの人数の医療従事者が必要なのだそうで・・・。
こういう理由で、簡単に医療現場が逼迫してしまうのですね。
一方、私たちが現実的に直面している問題は、こういった高度医療のレベルではなくて、
発熱したらまずちゃんと見てもらえるのか、検査はしてもらえるのか、といった、初期医療のレベルの話だと思います。
「発熱患者はうちでは診ない」と何件も断られた、検査もせずに風邪と診断された・・・等の話が、私の耳にもちょくちょく届いています。こちらの混乱も深刻です。
そこで思い出したのが、
全国的に注目された「松本モデル」の取り組みです。
長野県の松本医療圏では、公立・民間の医療機関がワンチームとなって、重症度などに応じた受け入れの分担や連携の仕組みが構築されているとのこと。
行政も含めた普段からの話し合いや、いざというときの舵取りも重要ですね。
口で言うほど簡単なことではないけれど・・・。