市原市議会議員 小沢美佳です

市政や議会の報告、日々の活動や想いを綴ります。
一番身近な地方政治の面白さが、皆さんに伝わりますように・・・

市原市の医療はどうなる?

2018-01-12 | 健康・医療
写真は、先日出席した若宮団地連合自治会の新年会にて。


ところで、
昨年11月に発行した市民ネット通信の1面に、
市内の基幹病院の一角を担う千葉県循環器病センターが医師の削減により危機に瀕しているという内容を掲載しました。
その頃のブログでもチラリとご紹介したのですが・・・。

実は今、事態はもっと深刻化しているのです。

県が、千葉市美浜区に開設予定の(仮称)総合救急災害医療センターへ循環器病センターの高度医療部門を移し統合する意向を、議会で示しました。
もともと(仮称)総合救急災害医療センターは、救急医療センターと精神科医療センター(ともに千葉市美浜区)の老朽化により統合・整備する予定の施設で、すでに基本設計の委託も済ませていました。
県は今回、この設計委託をいったん中止してまで循環器病センターも統合してしまおうというのですから、いかに無計画で強引なやり方かということがお判りでしょう。
無論、このことは私たち市民にとっては寝耳に水です(もっとも、医師削減はその予兆ではあったのですが・・・)。

県循環器病センターは、南市原の地域住民はもとより、同様に医療過疎地域である茂原市、大多喜町、長柄町、長南町といった隣接自治体、長生・夷隅地域の住民も多く受け入れています。市原市だけの問題ではありません。

市原市は一昨日付で県知事に同センターの医療機能の維持確保に関する要望書を先の各自治体との連名で提出しました。
地域住民も立ち上がり、署名活動を市内全域で展開するべく町会長連合会を中心に動き始めています。

市議会も・・・
もちろん、県に提出する意見書を準備中ですが、諸事情で1か月後になりそうです。ちょっともたついてますね(+_+)。
正直、全体的に危機感が薄いのではないかと感じますし、改めて市原市内の医療体制について早急に調査する動きも必要だと思っています。

皆さんの応援が励みになっています


千葉県市原市ランキング