市原市議会議員 小沢美佳です

市政や議会の報告、日々の活動や想いを綴ります。
一番身近な地方政治の面白さが、皆さんに伝わりますように・・・

野老真理子社長のマインドに触れて

2015-04-27 | 日々のあれこれ
昨日、市民活動センター(アイホット)で「男女共同参画社会を進める市原市民の会」と市原市の主催による講演会が開かれました。

6月に市議選を控え、選挙戦の準備で何かと慌ただしく過ごしている今日この頃ですが、
私、この講演だけはどうしても聞きたくて、いそいそと出かけてしまいました(^.^)。

地域とともに ~人を大切にする経営とは~
講師は大網白里市の「大里綜合管理株式会社」代表取締役社長の野老(ところ)真理子さんです。



この野老社長、そのスジではとってもとっても有名な方なんです。
何がすごいかって、野老社長の会社は不動産業や管理業などが本業なんですが、その傍らで280種類もの地域活動を社員一丸となって行っているんです。
28じゃなくて、280ですよ。本業とボランティアの割合が6対4だといいますから、驚きでしょう?

なぜ私が野老社長や会社の取り組みを知ったかというと、
以前、大網白里市で行われた山武郡市合同のフォーラムで、あの「里山資本主義」の藻谷浩介さんの講演を聞きに行った時。その主催者のお一人が、野老社長だったんです。

(大網白里市で講演中の藻谷さん)


藻谷さんのお話もいい意味で著書のイメージを裏切り、軽妙でユーモアにあふれていて本当に素晴らしかったのですが、
それに負けないくらい、野老社長のオーラがすごかったんです。

その時は社長とはご挨拶だけさせていただいたのですが、それ以来
「もう一度お会いしてみたいな」「もっとお話を伺ってみたいな」
と思っていたので、講演会が市原市で開かれると知って、ものすごく楽しみにしていたのです。

地域の企業に呼びかけ、合同での清掃活動。
社内を開放してのコンサート。
地域の主婦が日替わりで作る「ワンデイ主婦レストラン」・・・。

これらの活動は、野老社長が仕事で地域住民と対話をする中で、「こんな場所があったら」「こんな機会があったら」という気付きを一つ一つ形にし、継続させてきたものです。
東北の大震災をきっかけに節電にも取り組み、現在はなんと21%まで削減を達成しました。
(21%削減ではありませんよ。79%削減して21%にまで落としたのです!)

野老社長をそこまで駆り立てるものはなんなのか、機会があれば、もっとお話を聞いてみたい!!
今回の講演会の主催者が、来月末にも大里綜合管理会社の見学ツアーを企画しているそうで、
「選挙戦直前だけど、行ってみたいなあ・・・」
と、よからぬことを逡巡しているワタシです(^_^;)。

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