エデュケーション・ファースト

昨日発表されたノーベル平和賞。
「憲法9条を保持する日本国民」が最有力候補、なんて報道もあったりしてけっこうドキドキしながら発表を待っていたのですが、結果パキスタンのマララ・ユスフザイさんと、インドのカイラシュ・サティヤルティさんのお二人が授与されました。
マララさんは被弾しながらも女性の教育権を訴え、カイラシュさんは児童労働の撲滅活動と、どちらも子どもの権利に関するもので、とても素晴らしいことだと思います。
特にマララさんは最年少の17歳での受賞で話題になっていますが、彼女の演説はとても17歳とは思えません。

有名な昨年の国連での演説、私も動画で見た時は本当に心打たれました。
特に最後のこの言葉。
One child, one teacher, one book and one pen can change the world.　Education is the only solution. Education first.
（1人の子ども，1人の教師，１冊の本，１本のペン、それで世界を変えられます。教育こそがたった一つの解決策です。エデュケーション・ファースト。）

言葉の持つパワー、伝える力のすごさを改めて感じました。
私も一応言葉を使って人に伝えなければならない立場にいるのですが・・・何ともお恥ずかしい限りです(^_^;)。


さて、今日参加したイベントはちょうど子どもに関するものでした。

午前中に行われた辰巳台の光の子幼稚園の運動会。





ダンスなど、決してピシッと揃ってはいないんですが、その方が逆に子供たち一人一人の個性がよく見えて、面白いものです。
最後の年長さん全員によるリレーでは、園児たち、先生方、パパママ、ジジババ・・・それこそ会場中が一体となって声援を送りました。園児たちのひたむきさに、思わず目頭が熱くなってしまいました。


そして午後からは三男坊の高校の創立30周年記念式典と祝賀会へ。
私は今回実行委員の一人として会計の役目を仰せつかりました。



会計といっても私は夜の祝賀会の受付でただ突っ立っているくらいなものでしたが、先生方はもちろん実行委員のお母さん方の中には朝早くから様々な行事の準備や案内など大変だった方もいました。本当にお疲れ様でした。



30周年、まだまだ若い学校ですね。
三男坊も私もこの記念すべき節目に立ち会えたことに感謝すると同時に、生徒たちには、先輩が築いてきたこれまでの実績を大事にしながらさらに飛躍するよう願っています。