市原市議会議員 小沢美佳です

市政や議会の報告、日々の活動や想いを綴ります。
一番身近な地方政治の面白さが、皆さんに伝わりますように・・・

「想定外」との決別

2011-09-02 | 防災
9月1日は防災の日。

(東京新聞)「防災の日」に考える “想定外”と決別する
「これまでの災害対策は、時には意図的に、都合のよいものだけを取り、
つじつまをあわせてきたといって過言ではない。
原発の安全神話はその典型だ。
大震災後初の「防災の日」は「見たくないもの」を見据えて、考え方を転換する転機にすべきである」

ほんとにそうですね。

福島第一原発の大事故は、ここにきて実は“想定外”ではなかったことが明るみになりましたね。
東電は2008年春、同原発が波高十メートルを超す津波に襲われる可能性があると試算したにもかかわらず、
大震災四日前まで原子力安全・保安院にすら報告せず、対応策を取らなかったそうです。
ものすごいご都合主義です(-"-)


さて、3.11の大地震で、
市原市では製油所の火災爆発事故が引き起こされました。
当時、この時の様子は大きく報道されましたね。

五井地区には避難勧告も発令されましたが、一次避難所も危険になり、
そこからまた移動しなければならない事態になってしまいました。
付近の道路も大渋滞。
そのために、消防車両もなかなか現場に近づけず、迂回しなければならなかったそうです。
市では、これらを踏まえ、防災計画の見直しをしているとのことですが、
“想定外”のないよう、しっかりと取り組んでもらいたいと思います。

高齢者や障がい者など、いわゆる災害弱者も、大変な思いをしたという話も聞いています。
これらの方々が安心して過ごせるような福祉避難所の整備も急務です。

それから、有事の際、結局のところ一番頼りになるのは
国でも県でも市でもなく、地域のつながり。
このことは、今回の東北の被災地の様子で十分証明されました。
日常の近所の縁作りの大切さが、今ほど見直されている時はないと思います。

これら防災については、9月議会で取り上げる予定です。


今日は、家の近くの保育所へ聞き取りに行きました。
9月とはいえまだまだ蒸し暑い午前中、外遊びを終えた子ども達がシャワーを浴びて、
スッポンポンではしゃぐ姿が超可愛かった~~!

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