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リウマチでも一歩一歩ゆっくりでもいいんじゃない?アクテムラ再開。ビオラなりに感じたことを発信しています。

リウマチ診療の影

2006年03月26日 | リウマチ・通院

先日の外来で主治医と話したのですが、こんな現実が今もなお
あることを知り、ガックリ来てしまいました。
リウマチ診療に地域格差があり、特にすべての科をまとめて
一人の医師が診る傾向があるのは、田舎の方に多いそうです。

抗リウマチ薬、生物製剤の選択肢がこれだけ広がってきたのに、
「シオゾール+痛み止め」または極端な場合は「ステロイド」のみ
の投与で結局はリウマチの進行を短期間に進めてしまい、
涙ながらに訪れる患者も少なくないのだそうです。

正しい治療を受けていても、転がるように悪化することもあるのに
(私も発病後8年間は、その一人(-_-;))本当に、どれほどつらかった
ことかと思えて悔しいんです、私も。

主治医は穏やかなので、きちんとしたリウマチ医に巡り会えず
悪化したことに悔しさを口にするだけで、「前主治医のことを悪くは
言えないからね~」おしゃってました。
これも、患者さんへの思いやりだと私は想像してます、つらい上に
精神的な負担をかけては、もっと苦しむと思うから。

リウマチ医、こんなに飛躍的に増えてきて、リウマチ科の標榜も
定着したのに、光の当らない部分があることも現実。
患者として出来ることって、なんだろう?と考えてしまう。

コメント (2)
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