STEP BY STEP

リウマチでも一歩一歩ゆっくりでもいいんじゃない?アクテムラ再開。ビオラなりに感じたことを発信しています。

最近読んだ本

2004年12月26日 | 読書
盲目のテノール歌手新垣勉さんの「ひとつのいのち、ささえることば」
を読みました。
ご存知かもしれませんが、彼は、米軍兵の父、日本人の母を持ち、生後
間もない時に消毒薬で目を洗われ失明、父親は単身アメリカへ帰り、
母親は障害をもつ彼を母(彼に取れば、祖母に)たくし再婚。後に彼は、
テノール歌手、牧師として再生される・・・と言った経歴の方の本です
(簡単すぎて、ごめんなさい<m(__)m>)

この本の中で、心に響いた言葉
「人間と言うのは、自分が経験した度合いの深さで人をおもいやる
わけです。」
「失敗し挫折することによって感ずる心の痛さを知らなければ、
相手が痛いと感ずる心など、わかるはずがありません」

読んでいるうちに、リウマチと出会ったことは確かに他の人に比べれば
生きていくのには、大きな荷物を常に背負っていて不安定なものだし
つらくて逃げ出したい時だってあったけど、それもまた無駄ではない
って思える気がしてきました。
確かに、痛みや障害は辛いし、早くリウマチとは縁を切りたいけれど^^;
リウマチと歩いていくことも、何か課せられたものがあるはずだと。
心の状態が病状にも現れやすいリウマチだけに、何だか教えられることの
多い本でした。
さあ、明日からも自分の出来ることだけでもしなきゃ~^^;そうこうして
るうちに、本当にあっと言う間に除夜の鐘を聴くことになりそうだし
コメント (4)
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