ふくろたか

札幌と福岡に思いを馳せるジム一家の東京暮らし

神戸戦の展望

2022年08月13日 | コンサドーレ
今夜の関東・東海のJリーグは台風8号の影響が心配。
ただ、日中の札幌ドームへの影響は無さそうだ。
というワケで、今季初の連勝に挑む2時間後の神戸戦を語る。

相手はここまで24戦5勝6分け13敗・勝ち点21の最下位。
今季3人目となる吉田監督の下で、7月に3連勝&天皇杯8強入りを遂げた
・・・と思ったら、7月末からルヴァン杯を含む公式戦4連敗&わずか1得点と
再び低迷している。この札幌戦に際しても、
  • 天の時(ルヴァン杯とACLの狭間の中2日/札幌は中5日)
  • 地の利(列島縦断級の長距離遠征/札幌は本拠地4連戦の初戦)
  • 人の和(菊池ら離脱/札幌は小柏ら復帰)
これら三つの要素を欠いた苦境と言える。

ただ、中2日と記したが、10日のルヴァン杯@博多は
GKを含む大がかりなターンオーバーを敢行した。
裏を返せば、6日のC大阪戦とほぼ同じスタメンで臨む可能性が高い。
となると、要注意はやはりイニエスタ 特に大迫とのホットラインに警戒を要する。
人数をかけた守りをそのキープ力とパスで無力化できるスーパーな存在だけに、
札幌がどんな対策を講じるのか注目している。

札幌の他の注目点は「湘南戦に続く小柏のプレー」「菅が戻る布陣」か。
まず前者。神戸は3トップ気味の前線の下にインサイド・ハーフ2人と
ボランチ1人の布陣なので、4バックの前、ボランチの両脇にスペースができやすい。
小柏がこのスペースをかき回して起点にできるかどうか。
次に後者。出場停止明けの菅が左WBに戻ると仮定して、
青木や駒井、深井らをどのように組み合わせるか。
2戦連続得点の青木のベンチスタートは少しもったいない。
深井のヒザ次第では、青木シャドー・駒井ボランチもありと考えるが、はたして。

お盆から秋の彼岸前の暑さ残りの時期にドーム4連戦。
札幌にとっては勝ち点上積み・得失点差改善の好機だ。
特にきょうの神戸戦&来月11日の磐田戦は、
ボトム勢を叩くシックス・ポインター 残留争いに重要な意味を持つ。
平塚に集まったサポを喜ばせたゴールラッシュを本拠地でも。

  • ホークス
オリックスに3対6で敗れ、今季100戦目を白星で飾れず。
先発・杉山が毎回の6四球と制球に苦しんだうえ、吉田正から2発被弾。
2番手・泉も紅林に勝ち越し2ランを浴び、一発攻勢に沈んだ。
楽天・ロッテを突き放した後に、オリックスが1ゲーム差に迫ってきた。
  • 夏の甲子園
大会7日目。3校登場の東北勢の厄日になった。
一関学院は5対5の9回に明豊に2点を献上して敗退。
八戸学院光星も一時は5対1とリードしたが、
愛工大名電に7回に追いつかれ、延長10回にサヨナラ負け。
3回に3点を奪って逆転した鶴岡東もその裏に4失点。近江に3対8で屈した。
一方で、海星は序盤の4点で逃げ切り。天理の反撃を2点に食い止めた。