ふくろたか

札幌と福岡に思いを馳せるジム一家の東京暮らし

横浜M戦の展望

2020年07月26日 | コンサドーレ
きょうのアイビスSD@新潟は以下の馬券で遊ぶ。

3連複13-9・10・11・15・16の10通りに300円ずつ総額3千円

昨年V&韋駄天S連覇のライオンボスを軸に、牝馬4頭とアユツリオヤジ
藤田菜七子が鞍上のラブカンプーは1枠に加えて斤量5キロ増が不安だ。
なおWIN5はいまだ思案中

さて本題。本日の横浜M戦を語る。
相手はここまで6戦2勝1分け3敗。勝ち点7の11位。
昨季J1王者としては不本意な序盤戦になっている。
さらに、ここに来て負傷者が相次いでいる。
前節の横浜ダービーは、DFチアゴ・マルチンスとFWエリキが欠場。
加えて、仲川&マルコス・ジュニオールの両FWとDFティーラトンが
試合中に退いた。FW2人は24日の練習に不参加。仲川については
敵将が「次戦は難しい」と札幌戦の欠場をほぼ明言したという。

昨年11月の三ツ沢で4得点を挙げたFWトリオに加えて、
電光石火のカバーリングで札幌サポに何回もため息をつかせた
ブラジル人CBを欠く事態になれば、戦力ダウンは必至だろう。
中3日の日程も久々の遠距離移動も重なり、かなりの苦境と言える。

相手の3トップは、右に水沼、中央にオナイウかエジガル・ジュニオ、
左にブンデス移籍が決まった渓太という布陣とみる。
仲川・エリキ・マルコスのガチFWを並べた通常の3・1・2・4に比べると、
「ターゲットマン&左右にウイング」の1・3・2・4に近いか。
左右からのクロスに中央で合わせる、または中央をおとりに
反対側のウイングが斬り込んでクロスに合わせる攻めを予想する。
もうひとつ怖いのは、ベルギー帰りの陸斗天野の左足。
PA付近での余計なファールは厳禁と考える。
これらの攻撃に対処できれば、勝機は十分にあるだろう。

さて、出場停止明けの荒野の扱い。
起用でも懲罰続行温存でもかまわないと思っていたが、
このスタメンは・・・まさかの1トップか。それともゼロトップか。
体調不良の福森に鶴。EVILのダブルクロスがそこまでショックだったか<たぶん違う

  • ホークス
7対9で日本ハムに敗れ、この6連戦の勝ち越しを逃した。
野球の怖さを存分に味わった末に、大逆転負けの赤っ恥。
初回に栗原の満塁弾で4点を先取。
2回にも日本ハム内野陣の拙守に助けられて2点を加えた。
しかし、3点差に詰められた7回に周東の悪送球から
救援3投手が6失点の大炎上orz
まあ、敗因はスギノールの緊急来日としておくわ<6回に2号ソロ
  • 新日本愛知大会
メーンのIWGP二冠戦は、EVILがヒロムを相手に初防衛。
タイム・ボム連発でEVILを追い込んだヒロムだったが、
東郷の介入→急所攻撃→EVILの極悪フルコースに沈んだ。
セミのNEVER戦は、鷹木が左ヒザ攻撃に苦しみながらも、
ラスト・オブ・ザ・ドラゴンでデスペを下してV3。
なお、来月29日に神宮球場大会の開催発表のサプライズも。

5人交代枠を考える/下

2020年07月25日 | サッカー
5人交代と交代4人以下のクラブの戦績を比べて気付いた現象とは

5人交代すると投入選手が得点するケースが増える

J1再開後の45戦のうち、投入選手が得点した試合は約半数の22戦。
5人交代のクラブが18戦を占め、交代4人以下のクラブは4戦にとどまる。

5人交代&投入選手が得点した18戦の勝敗は11勝3分け4敗
勝った11戦の投入選手の得点は以下の通り<赤字は決勝点

 【第3節】
  • C大阪2対0清水:片山
  • 仙台1対2浦和:興梠
  • 広島1対2大分:高澤・三平(ともに大分)
  • 鹿島0対2札幌:ルーカス
  • 横浜M3対2湘南:天野2・オナイウ(ともに横浜M)
 【第4節】 横浜M1対3FC東京:レアンドロ2

 【第5節】
  • 鹿島4対2横浜M:白崎
  • 横浜FC1対5川崎:小林2
  • FC東京2対0浦和:アダイウトン
 【第6節】
  • 湘南1対0鹿島:石原
  • 仙台2対3川崎:小林2
また、引き分け3戦はすべて投入選手が同点ゴールを決めた。
  • 第3節・名古屋2対2G大阪:渡辺千
  • 第5節・仙台2対2札幌:田中駿
  • 第6節・札幌1対1FC東京・室屋
結論は以下の2点になる。
  1. 5人交代も交代4人以下も勝ち点を得る可能性はほぼ五分五分
  2. 一方で5人交代の方が投入選手が試合を動かす可能性が高まる
「投入選手の得点≒指揮官の好采配」と評価される傾向がある。
「◎◎采配ズバリ」というスポーツ紙の見出しを何度見たことか。
それを考えると、5人交代枠をフルに使い切り、
投入選手の得点の可能性を高めて、劇的な展開を導いた方が
指揮官の求心力や控え選手のモチベを上げることになりそうだ。
それは長い目で見て、クラブに「勢い」をもたらすことにつながるだろう。
せっかくの「5人交代枠」は、やはり使い切らないと損のように思える。

ただ、現状でそれを最もよく実践しているクラブが、
最も先発選手が充実している首位川崎というのが皮肉な話。
昨年のルヴァン杯決勝でも実感したが、小林悠という「大駒」の凄まじさよ。
加えて中村憲剛がまもなく帰ってくるとなったら・・・ガクガクブルブル

  • ホークス
4対1で日本ハムを下し、6連戦を2勝2敗の五分に。そして単独首位浮上。
1点差を追う3回にギータとアキラの主軸が3点をたたき出し、
6回には栗原が久々の一発。7回1失点の東浜が今季2勝目を挙げた。
一方で、自打球で負傷交代の格好になったバレンティンの状態が気がかり。

5人交代枠を考える/上

2020年07月24日 | サッカー
現状では来月中の「超厳戒→厳戒」の緩和は無理だな・・・残念。

さて本題。再開から5節、計45戦を消化したJ1。
「ミシャの4枚替え」にはさすがに驚いたが、
2枚替えや3枚替えはすっかり当たり前の光景になった。
そこで、この45戦の「5人交代枠」の活用ぶりをちょっと調べた。

まず45戦を戦った延べ90クラブのうち、

5人交代は57クラブ 交代4人以下は33クラブ

再開初戦の第2節は、5人交代は7クラブにとどまったが、
続く第3節は中3日の日程もあってか、15クラブに急増した。
その後は11、12クラブで推移している。そして、それぞれの勝ち負けは、

5人交代:18勝11分け28敗 交代4人以下:17勝9分け7敗

勝ち負け35戦。引き分け10戦。5人交代しても交代4人以下でも
勝ち点を得る可能性はほぼ五分五分のようだ。
一方で、負けたクラブは5人交代枠を使い切ったケースが圧倒的に多い。
まあ、「交代枠を余らせて敗戦」というケースは例年も少ないから当然か。

では、勝ち点を得る可能性が五分五分ならば、5人交代枠は無意味なのか。
一概にそうとも言えない、というのワタシの考えである。
5人交代と交代4人以下のクラブの戦績を比べて、ある現象に気付いたので。
この現象はあす改めて語る。

  • ホークス
2対3で日本ハムに惜敗。先発笠谷の2回の逆転3ラン被弾が致命傷に。
2死走者なしから、宇佐見に3季ぶりの本塁打を許したのは
もったいなかった。打線もギータと周東の散発2安打と奮わず。

3戦引き分け

2020年07月23日 | コンサドーレ
まず訂正。きのうのエントリーで双方の大卒ルーキーを
「5人すべてユニバ代表」と記したが、正しくは安部のみ選外だった。
森下(明大→鳥栖)と勘違いしていた
まあ、エフトーは「ええよ。もうひとりユニバ代表おるから」
とばかりに、紺野和也(法大)を投入してきたが。
お返しに、師走の味スタでは同じくユニバ代表だった
小柏剛をお見舞いしたいものだ<特別指定された今後が楽しみ

北の地で 金の卵が 競り合うが どうだと決める 先輩の意地

ただ、残り10分からの出場で美味しい同点ゴールを決めたのは、
彼らルーキーの先輩に当たる室屋(15年ユニバ銅)だったねえ。
ジェイの暗殺にも助けられて今季初ゴールを挙げた菅だったが、
あの場面で完全に裏を取られたのは痛恨だったと察する。

すべては後半ATでもないのに「勝利が見えてきた」などと
妄言を発したDAZN実況の神谷誠アナ(STV)が悪い<言いがかり
「この戦争が終わったら結婚するんです」としか聞こえなかったもの。

さて、きのう言及した「上位対中位」のカードの結果だが、
上位に勝ったのは浦和を4対0で虐殺した柏のみ。
札幌がホーム開幕戦で得た勝ち点1を
「武蔵やアンロペを欠きながら5戦負けなし」と評価するべきか。
「3戦続けて勝ち点2をロストした」と警鐘を鳴らすべきか。
どちらも正しいように思える。現在の札幌は
ギアが上がることも下がることもありうるニュートラルな状態かも。
ホーム連戦となる次節の横浜M戦では、
ギアを上げるきっかけをつかみたいところだが、はたして。

  • J1
湘南1対0鹿島 鹿島に連勝を許さず。湘南が今季初勝利
鳥栖1対1清水 片や初得点。片や初勝ち点。ともに初勝利は逃す
仙台2対3川崎 ホーム連戦の仙台。連続で2点差を守れぬ大失態
  • ホークス
3対2で日本ハムに逆転勝ち。首位タイに浮上。
先に2点を失ったうえ、打線が4安打に抑えられる苦戦。
ただ、うち2本がアキラの適時二塁打とアトゥーオの2点適時打だった。
三番手椎野が今季初勝利。連投が報われてよかったね。

FC東京戦の展望

2020年07月22日 | コンサドーレ
本題の前にビワハヤヒデに菊。30歳の大往生。
GⅠを3勝。デビューから15戦連続連対。
間違いなく名馬だが、どうも印象が薄い。
三冠馬の弟との兄弟対決が実現しなかったからか。
その弟よりも長生きできたのが救い。

さて本題。今夜はいよいよホーム開幕戦。FC東京戦を語る。
相手はここまで5戦4勝1敗。勝ち点12の2位。
再開後の4戦は「多摩川クラシコ」こそ0対4と大敗したが、
横浜Mに逆転勝ち。苦手の浦和を無失点で撃破。調子は上向きだろう。

この一戦、見どころは以下の3点と考える。
  1. FC東京攻撃陣への対策
  2. 双方のボランチ起用
  3. 大卒ルーキーの競演
まず1。ディエゴ・オリヴェイラやレアンドロ、アダイウトンの
ブラジル人トリオに永井を交えたFC東京のFW陣は
馬力と速さを兼ね備えており、かなり手強い。
菅野と3バック任せでは封じ切れまい。どんな手を打つか。

続いて2。札幌は荒野が出場停止。FC東京は拳人がロシア移籍。
FC東京の代役は高萩かアルトゥール・シルバか。
札幌の代役はタナシュンかミネトモか。
宮澤を一枚上げてCBミンテというチョイスもあるかも。

終わりに3。ぽいちが珍しく名指しした五輪代表の新候補6人のうち、
4人がドームに集まる。FC東京は中村帆高・安部柊斗の明大コンビ。
この後輩2人に刺激されて、明大OBの室屋も良い動きを見せているように思える
札幌はネコタクとミネトモ。もちろんU22代表もA代表も経験済みの
タナシュンも加えるべきだろう。この5人のプレーから目が離せない。
というよりも、この5人の出来不出来が勝敗を分けそうな予感がある。
ちなみに5人すべて昨年のユニバ代表の金メダル仲間でもある

ところで、札幌のここまでの戦いぶり。
「アウエー4連戦無敗」はもちろん評価できるが、
そのフィルターを除いて、開幕5戦の戦績としてのみ考えると、
2勝2分け1敗・勝ち点8の7位は、タイトル獲りを掲げるクラブとして
「可もなく不可もなし」とも言える。

そして、順位表と今節のカードを見比べて気付いたことがある。
1~6位を上位、札幌以下12位までを中位、13位以下を下位とすると、
今節は「上位対中位」「下位対決」のカードしかない。
つまり、上位には下を突き放す、中位には上に食らいつく、
下位にはボトム脱出をめざす重要な節目が早くも到来する。

日程くん 改めておそるべし

待ちに待ったホーム開幕戦に加えて、上位争いへの足がかりにもなる
大事な一戦。ドームに集まるサポの後押しを願ってやまない。

  • ホークス
1対2で日本ハムに惜敗。千賀3勝目ならず。
絶不調のバレンティンにやっと一発が出たが、得点がそれのみでは・・・