ふくろたか

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5人交代枠を考える/下

2020年07月25日 | サッカー
5人交代と交代4人以下のクラブの戦績を比べて気付いた現象とは

5人交代すると投入選手が得点するケースが増える

J1再開後の45戦のうち、投入選手が得点した試合は約半数の22戦。
5人交代のクラブが18戦を占め、交代4人以下のクラブは4戦にとどまる。

5人交代&投入選手が得点した18戦の勝敗は11勝3分け4敗
勝った11戦の投入選手の得点は以下の通り<赤字は決勝点

 【第3節】
  • C大阪2対0清水:片山
  • 仙台1対2浦和:興梠
  • 広島1対2大分:高澤・三平(ともに大分)
  • 鹿島0対2札幌:ルーカス
  • 横浜M3対2湘南:天野2・オナイウ(ともに横浜M)
 【第4節】 横浜M1対3FC東京:レアンドロ2

 【第5節】
  • 鹿島4対2横浜M:白崎
  • 横浜FC1対5川崎:小林2
  • FC東京2対0浦和:アダイウトン
 【第6節】
  • 湘南1対0鹿島:石原
  • 仙台2対3川崎:小林2
また、引き分け3戦はすべて投入選手が同点ゴールを決めた。
  • 第3節・名古屋2対2G大阪:渡辺千
  • 第5節・仙台2対2札幌:田中駿
  • 第6節・札幌1対1FC東京・室屋
結論は以下の2点になる。
  1. 5人交代も交代4人以下も勝ち点を得る可能性はほぼ五分五分
  2. 一方で5人交代の方が投入選手が試合を動かす可能性が高まる
「投入選手の得点≒指揮官の好采配」と評価される傾向がある。
「◎◎采配ズバリ」というスポーツ紙の見出しを何度見たことか。
それを考えると、5人交代枠をフルに使い切り、
投入選手の得点の可能性を高めて、劇的な展開を導いた方が
指揮官の求心力や控え選手のモチベを上げることになりそうだ。
それは長い目で見て、クラブに「勢い」をもたらすことにつながるだろう。
せっかくの「5人交代枠」は、やはり使い切らないと損のように思える。

ただ、現状でそれを最もよく実践しているクラブが、
最も先発選手が充実している首位川崎というのが皮肉な話。
昨年のルヴァン杯決勝でも実感したが、小林悠という「大駒」の凄まじさよ。
加えて中村憲剛がまもなく帰ってくるとなったら・・・ガクガクブルブル

  • ホークス
4対1で日本ハムを下し、6連戦を2勝2敗の五分に。そして単独首位浮上。
1点差を追う3回にギータとアキラの主軸が3点をたたき出し、
6回には栗原が久々の一発。7回1失点の東浜が今季2勝目を挙げた。
一方で、自打球で負傷交代の格好になったバレンティンの状態が気がかり。

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