ふくろたか

札幌と福岡に思いを馳せるジム一家の東京暮らし

FC東京戦の展望

2020年07月22日 | コンサドーレ
本題の前にビワハヤヒデに菊。30歳の大往生。
GⅠを3勝。デビューから15戦連続連対。
間違いなく名馬だが、どうも印象が薄い。
三冠馬の弟との兄弟対決が実現しなかったからか。
その弟よりも長生きできたのが救い。

さて本題。今夜はいよいよホーム開幕戦。FC東京戦を語る。
相手はここまで5戦4勝1敗。勝ち点12の2位。
再開後の4戦は「多摩川クラシコ」こそ0対4と大敗したが、
横浜Mに逆転勝ち。苦手の浦和を無失点で撃破。調子は上向きだろう。

この一戦、見どころは以下の3点と考える。
  1. FC東京攻撃陣への対策
  2. 双方のボランチ起用
  3. 大卒ルーキーの競演
まず1。ディエゴ・オリヴェイラやレアンドロ、アダイウトンの
ブラジル人トリオに永井を交えたFC東京のFW陣は
馬力と速さを兼ね備えており、かなり手強い。
菅野と3バック任せでは封じ切れまい。どんな手を打つか。

続いて2。札幌は荒野が出場停止。FC東京は拳人がロシア移籍。
FC東京の代役は高萩かアルトゥール・シルバか。
札幌の代役はタナシュンかミネトモか。
宮澤を一枚上げてCBミンテというチョイスもあるかも。

終わりに3。ぽいちが珍しく名指しした五輪代表の新候補6人のうち、
4人がドームに集まる。FC東京は中村帆高・安部柊斗の明大コンビ。
この後輩2人に刺激されて、明大OBの室屋も良い動きを見せているように思える
札幌はネコタクとミネトモ。もちろんU22代表もA代表も経験済みの
タナシュンも加えるべきだろう。この5人のプレーから目が離せない。
というよりも、この5人の出来不出来が勝敗を分けそうな予感がある。
ちなみに5人すべて昨年のユニバ代表の金メダル仲間でもある

ところで、札幌のここまでの戦いぶり。
「アウエー4連戦無敗」はもちろん評価できるが、
そのフィルターを除いて、開幕5戦の戦績としてのみ考えると、
2勝2分け1敗・勝ち点8の7位は、タイトル獲りを掲げるクラブとして
「可もなく不可もなし」とも言える。

そして、順位表と今節のカードを見比べて気付いたことがある。
1~6位を上位、札幌以下12位までを中位、13位以下を下位とすると、
今節は「上位対中位」「下位対決」のカードしかない。
つまり、上位には下を突き放す、中位には上に食らいつく、
下位にはボトム脱出をめざす重要な節目が早くも到来する。

日程くん 改めておそるべし

待ちに待ったホーム開幕戦に加えて、上位争いへの足がかりにもなる
大事な一戦。ドームに集まるサポの後押しを願ってやまない。

  • ホークス
1対2で日本ハムに惜敗。千賀3勝目ならず。
絶不調のバレンティンにやっと一発が出たが、得点がそれのみでは・・・