本題の前にビワハヤヒデに菊。30歳の大往生。
GⅠを3勝。デビューから15戦連続連対。
間違いなく名馬だが、どうも印象が薄い。
三冠馬の弟との兄弟対決が実現しなかったからか。
その弟よりも長生きできたのが救い。
さて本題。今夜はいよいよホーム開幕戦。FC東京戦を語る。
相手はここまで5戦4勝1敗。勝ち点12の2位。
再開後の4戦は「多摩川クラシコ」こそ0対4と大敗したが、
横浜Mに逆転勝ち。苦手の浦和を無失点で撃破。調子は上向きだろう。
この一戦、見どころは以下の3点と考える。
- FC東京攻撃陣への対策
- 双方のボランチ起用
- 大卒ルーキーの競演
まず1。ディエゴ・オリヴェイラやレアンドロ、アダイウトンの
ブラジル人トリオに永井を交えたFC東京のFW陣は
馬力と速さを兼ね備えており、かなり手強い。
菅野と3バック任せでは封じ切れまい。どんな手を打つか。
続いて2。札幌は荒野が出場停止。FC東京は拳人がロシア移籍。
FC東京の代役は高萩かアルトゥール・シルバか。
札幌の代役はタナシュンかミネトモか。
宮澤を一枚上げてCBミンテというチョイスもあるかも。
終わりに3。ぽいちが珍しく名指しした五輪代表の新候補6人のうち、
4人がドームに集まる。FC東京は中村帆高・安部柊斗の明大コンビ。
この後輩2人に刺激されて、明大OBの室屋も良い動きを見せているように思える
札幌はネコタクとミネトモ。もちろんU22代表もA代表も経験済みの
タナシュンも加えるべきだろう。この5人のプレーから目が離せない。
というよりも、この5人の出来不出来が勝敗を分けそうな予感がある。
ちなみに5人すべて昨年のユニバ代表の金メダル仲間でもある
ところで、札幌のここまでの戦いぶり。
「アウエー4連戦無敗」はもちろん評価できるが、
そのフィルターを除いて、開幕5戦の戦績としてのみ考えると、
2勝2分け1敗・勝ち点8の7位は、タイトル獲りを掲げるクラブとして
「可もなく不可もなし」とも言える。
そして、順位表と今節のカードを見比べて気付いたことがある。
1~6位を上位、札幌以下12位までを中位、13位以下を下位とすると、
今節は「上位対中位」と「下位対決」のカードしかない。
つまり、上位には下を突き放す、中位には上に食らいつく、
下位にはボトム脱出をめざす重要な節目が早くも到来する。
日程くん 改めておそるべし
待ちに待ったホーム開幕戦に加えて、上位争いへの足がかりにもなる
大事な一戦。ドームに集まるサポの後押しを願ってやまない。
- ホークス
1対2で日本ハムに惜敗。千賀3勝目ならず。
絶不調のバレンティンにやっと一発が出たが、得点がそれのみでは・・・