【昼の部:TM町田戦@味スタ西競技場・9日14時開始】
無料のTMとはいえ、最高気温32度の昼間の調布に、この人だかり。
チャナティップ見参に、スタンドにはタイ国旗も掲げられた。
もし前夜の大宮戦であえなく負けていたら、ここまで集まったかどうか・・・
さて試合を語る。まずスタメンから。
======上原======
==チャナ====U18==
雄大==前=ミンテ==U18
==濱===永坂==進藤==
======金山======
45分ハーフ(給水タイムあり)の一戦は、後半に1点ずつを取って引き分け。
最注目のチャナティップの同点ゴールをおがめたから、足を運んだ甲斐はあった。
チャナティップは際立って小柄ながら、とにかく速い
単にスピードがあるのみならず、ボールへのファーストタッチに秀でている印象。
自分がプレーしやすく、相手にはイヤらしい位置にボールを置けるセンスがある。
少なくとも07年キャンプのTM川崎戦で初めて見たダビよりも数段よい印象www
ホント、間違いなく「半年で返却」と思ったからなあ。名古屋や鹿島を渡り歩くFWになるとは
J1で「残留の切り札」になるかどうか。ワタシは「マイペンライ」と考えるが如何に。
試合後のあいさつ。炎天下の試合を終えて、自然に拍手が起きる。
町田の選手や審判団にねぎらいの声がとんだのも、夏の日のTMならでは。
試合後に単独インタビューを受けるチャナティップ。注目度の高さがうかがえる。
なお、現在のところは、「チャナ」よりも「ジェイ」の方が、やはり反応は良い。
ところで、前夜の大宮戦に出場したシンジがピッチサイドで
左ヒザをアイシングしながら、ずっと試合を見ていた。
試合後はサポにごらんの神対応。なぜ都内に残っていたのかな?
- 当日夜のさいスタで古巣の試合(浦和対新潟)を観戦
- 出場が決まった17日の鈴木啓太引退試合の打ち合わせ
- 後半戦に備えて、浦和時代からの「かかりつけ」の下で身体のケア
「正解は3番」と推察しているが、はたして。
【夜の部:J2第22節東京V対岡山@味スタ・9日18時半開始】
味スタ周辺は意外と食べる場所に困らない。ケンタやロイホ、華屋与兵衛、
23区から撤退気味の「ステーキのけん」などが並ぶ。
この日のワタシはクーポンを持っていたので、バーミヤンをチョイス。
日中のTM観戦で失った水分をドリンクバーでガンガン補充し、再び味スタへ。
東京V(勝ち点34・5位)と岡山(同30・14位)の一戦に足を運んだ。
この一戦を取り巻く、前夜の他の試合結果は以下の通り。
- 勝ち点34の2クラブ、水戸が引き分け。名古屋が黒星
- 勝ち点30の2クラブ、松本と千葉がともに白星。勝ち点3を上積み
つまり、東京Vは水戸や名古屋を引き離すチャンスと同時に、
松本や千葉に迫られるピンチ。岡山も昇格PO争いに残る正念場を迎えていた。
後半戦の初戦にして、かなりシビれる状況と言える。
「こんな怖いJ2には絶対に戻らないぞ」
この一戦を間近に見ることで、決意を新たにする。それが観戦の目的だった。
両クラブは3・4・2・1のシステム&強力な前線3枚を備えている
<高木次男やアラン・ピニェイロ、ドゥグラス・ヴィエイラ対赤嶺・豊川・石毛
つまり「ミラーゲーム」である。ロースコアになるかも、と思っていたら、
案の定、ともにCKからの1点止まり。双方に痛い引き分けに終わった。
東京Vは前後半で4回、シュートがバーやポストを叩いた。
岡山は後半38分、PA内で1対1になった赤嶺が痛恨の枠外シュート。
お互いにシュート精度をほんの少し欠いたのが残念だった。
- ホークス
オールスター前の首位攻防第1戦は、4対5で楽天に痛い逆転負け。
序盤に則本から4得点を奪ったが、終盤に落とし穴が待っていた。
森が痛打された後、嘉弥真5連投、五十嵐左もも負傷、岩嵜イニングまたぎ、
同点でサファテ登板と、「タカの継投」にこれでもかとタブーと不幸の連続。
今季の「6回終了時リード不敗神話」が首位攻防戦で終わるなんてorz