ふくろたか

札幌と福岡に思いを馳せるジム一家の東京暮らし

引き分け観戦記~調布の昼夜編

2017年07月12日 | コンサドーレ

【昼の部:TM町田戦@味スタ西競技場・9日14時開始】

無料のTMとはいえ、最高気温32度の昼間の調布に、この人だかり。

チャナティップ見参に、スタンドにはタイ国旗も掲げられた。

もし前夜の大宮戦であえなく負けていたら、ここまで集まったかどうか・・・

さて試合を語る。まずスタメンから。

======上原======

==チャナ====U18==

雄大==前=ミンテ==U18

==濱===永坂==進藤==

======金山======

45分ハーフ(給水タイムあり)の一戦は、後半に1点ずつを取って引き分け。

最注目のチャナティップの同点ゴールをおがめたから、足を運んだ甲斐はあった。

チャナティップは際立って小柄ながら、とにかく速い

単にスピードがあるのみならず、ボールへのファーストタッチに秀でている印象。

自分がプレーしやすく、相手にはイヤらしい位置にボールを置けるセンスがある。

少なくとも07年キャンプのTM川崎戦で初めて見たダビよりも数段よい印象www

ホント、間違いなく「半年で返却」と思ったからなあ。名古屋や鹿島を渡り歩くFWになるとは

J1で「残留の切り札」になるかどうか。ワタシは「マイペンライ」と考えるが如何に。

試合後のあいさつ。炎天下の試合を終えて、自然に拍手が起きる。

町田の選手や審判団にねぎらいの声がとんだのも、夏の日のTMならでは。

試合後に単独インタビューを受けるチャナティップ。注目度の高さがうかがえる。

なお、現在のところは、「チャナ」よりも「ジェイ」の方が、やはり反応は良い。

ところで、前夜の大宮戦に出場したシンジがピッチサイドで

左ヒザをアイシングしながら、ずっと試合を見ていた。

試合後はサポにごらんの神対応。なぜ都内に残っていたのかな?

  1. 当日夜のさいスタで古巣の試合(浦和対新潟)を観戦
  2. 出場が決まった17日の鈴木啓太引退試合の打ち合わせ
  3. 後半戦に備えて、浦和時代からの「かかりつけ」の下で身体のケア

「正解は3番」と推察しているが、はたして。

【夜の部:J2第22節東京V対岡山@味スタ・9日18時半開始】

味スタ周辺は意外と食べる場所に困らない。ケンタやロイホ、華屋与兵衛、

23区から撤退気味の「ステーキのけん」などが並ぶ。

この日のワタシはクーポンを持っていたので、バーミヤンをチョイス。

日中のTM観戦で失った水分をドリンクバーでガンガン補充し、再び味スタへ。

東京V(勝ち点34・5位)と岡山(同30・14位)の一戦に足を運んだ。

この一戦を取り巻く、前夜の他の試合結果は以下の通り。

  1. 勝ち点34の2クラブ、水戸が引き分け。名古屋が黒星
  2. 勝ち点30の2クラブ、松本千葉がともに白星。勝ち点3を上積み

つまり、東京V水戸名古屋を引き離すチャンスと同時に、

松本千葉に迫られるピンチ。岡山も昇格PO争いに残る正念場を迎えていた。

後半戦の初戦にして、かなりシビれる状況と言える。

「こんな怖いJ2には絶対に戻らないぞ」

この一戦を間近に見ることで、決意を新たにする。それが観戦の目的だった。

両クラブは3・4・2・1のシステム&強力な前線3枚を備えている

<高木次男やアラン・ピニェイロ、ドゥグラス・ヴィエイラ対赤嶺・豊川・石毛

つまり「ミラーゲーム」である。ロースコアになるかも、と思っていたら、

案の定、ともにCKからの1点止まり。双方に痛い引き分けに終わった。

東京Vは前後半で4回、シュートがバーやポストを叩いた。

岡山は後半38分、PA内で1対1になった赤嶺が痛恨の枠外シュート。

お互いにシュート精度をほんの少し欠いたのが残念だった。


  • ホークス

オールスター前の首位攻防第1戦は、4対5で楽天に痛い逆転負け。

序盤に則本から4得点を奪ったが、終盤に落とし穴が待っていた。

森が痛打された後、嘉弥真5連投、五十嵐左もも負傷、岩嵜イニングまたぎ、

同点でサファテ登板と、「タカの継投」にこれでもかとタブーと不幸の連続。

今季の「6回終了時リード不敗神話」が首位攻防戦で終わるなんてorz