ふくろたか

札幌と福岡に思いを馳せるジム一家の東京暮らし

大英帝国から追い風

2017年07月03日 | コンサドーレ

チャナティップが札幌に合流し、7月から呼称を「ジェイ」にする構えだったが、

意外な格好でやめざるを得なくなった。チーム内でも「チャナティップ」にしたみたいね。

「タイのムアントンUにいたジェイ」でもかぶってしまうのが何とも

元磐田のFWジェイ・ボスロイドが加入

  • ジェイ・ボスロイド

82・5・7生 190センチ 89キロ 英ロンドン・イズリントン出身

アーセナルのアカデミーを経て、主にイングランドの各クラブを渡り歩く。

現在のところ、2008年チャンピオンシップ(2部に相当)から3季を過ごした

カーディフ時代が英でのキャリアハイで、通算30得点。10年にはフル代表選出。

「元イングランド代表Jリーガー」は、かのリネカーに続いて2人目である。

14年にタイのムアントンUでプレーした後、15年に当時J2だった磐田に加入。

32戦で20得点を挙げてJ2得点王に輝き、磐田のJ1昇格に大きく貢献。

16年J1でも14得点を挙げ、チーム得点王になった。磐田時代のゴールはこちら

長身と強いフィジカルに足元のスキルを備え、頭でも足でも点を取る万能型FWと評される。

一方で、怪我がち・守備をしない・ボール欲しさにずるずる下がる、といった欠点もあり、

特に、獲得を熱望した名波を後に困惑させた「ペットボトル事件」はノノ社長もご存じだろう。

ジャイアン名波で制御できなかった選手を四方田さんがコントロールできるか、

熱くなりがちな都倉と揉めるのではないか、といった不安は確かにある。

「J1残留」の絶対目標に向けて、薬にも毒にもなりうる補強だろう。

ただ、ジェイ本人はすでに練習に合流しており、札幌の雰囲気が気に入った模様。

清水戦があった1日には、札幌ドーム内の全景をインスタにアップして、

「こんなに素晴らしいスタジアムはそうそうないぜ」(意訳)

「2002年にイングランドがアルゼンチンを倒した場所だしな」(むろん意訳)

と記し、試合後の「ススキノへ行こう」にもリュック姿でちゃっかり参加していた。

しかも、サポのSNSによると、その後は本当ににススキノに現れたらしいwww

ワタシ個人は、内村や都倉にも通じるが、「札幌から得点したFWは札幌で活躍する」という

ジンクスを信じる<15年J2の「奥大介一周忌試合」で8番を背負って2得点

また、無所属の選手ゆえ、ウインドーと無関係に登録できる点もありがたい。

後半戦巻き返しの起爆剤として、なるべく早くピッチ上で見たいものだ。

しかし、「起爆剤」を準備しているのは札幌のみにあらず。

今季J1の折り返しに当たり、あすは残留争い前半戦の回顧と後半戦の展望を語る。


  • J3

FC東京1対1秋田 首位秋田が開幕14戦無敗。だが、終了間際の失点で白星を逃す

富山2対1北九州 こちらは終了間際に決勝点。富山が2位浮上

鳥取2対2沼津 2点リードから終盤2失点。3位沼津が痛い引き分け

  • ホークス

首位攻防3連戦の第3戦は、5対4で楽天に逆転勝ち。

昨季ペナント争いでも見た「ゲーム差-0.5の2位」が今季も出現。

2点を追う8回に集中打で4点を奪ったが、楽天が岸を続投させず、

従来の「8回福山・9回松井」の継投を見せていたら、どう転んだかな・・・

何はともあれ、3番手のモイネロは初勝利おめ。