ふくろたか

札幌と福岡に思いを馳せるジム一家の東京暮らし

天皇杯・鳥栖戦の展望

2015年10月14日 | コンサドーレ

本日のパ・リーグCSファイナル第1戦。始球式に橋本環奈。国歌斉唱にチャゲ。

けっこうな福岡人をそろえたが、いっそカントクの息子の人気俳優も呼んで、

新生「チャゲアス」を誕生させてはどうかね?

さて本日の九州では、パ・リーグCSのほかに天皇杯3回戦が3戦。

九州行きを逃した日本ハムに代わり、九州に渡る札幌の天皇杯を語る。

相手の鳥栖の現状を見ると、

  1. カップ戦よりもリーグ戦
  2. 次の試合は、中2日または中3日で日程上有利な難敵と対戦

という点で、札幌とよく似ている。

1については、J1の年間順位が14位(7勝11分け12敗・勝ち点32)。

残り4戦で、降格圏の16位松本とは直接対決を残して勝ち点差5。

次節の17日の名古屋戦を落とした場合、15位新潟を交えた三つ巴の残留争いに

巻き込まれかねない。2期連続赤字の苦境で、是正通達付きながら

J1ライセンスを得た以上は「天皇杯よりもリーグ戦に全力」というのが本音だろう。

この点、「残り6戦でPO圏と勝ち点差5」という札幌も似通ったモノがある。

2については、鳥栖の次節の相手の名古屋は、すでに天皇杯を敗退したため、

17日は実に中13日の間隔でベアスタに乗り込んでくる。

札幌の次節の相手の磐田も、同じく天皇杯を敗退しており、

こちらは中7日の間隔で札幌を迎え撃つ。よって、札幌も鳥栖も、

日程上の不利を少しでも小さくするため、消耗戦は避けたいところだ。

いずれにせよ、間違いなく双方ともスタメンを大幅に変えてくるため、

展開が予想しにくい。週末に向けて勢いをもたらす一戦を願っている。

2戦連続の「モリシタ・ヒトシ狩り」を、

下克上@ベアスタ&三度目の正直@ヤフオクを期待している。


  • 日本代表

敵地での親善試合でイランに1対1。勝敗はともかく、2点目がほしかった。

  • パ・リーグCS

ファイナル第1戦の予告先発は、武田×大嶺の「南国右腕」対決に。

お互いに奇をてらわず、正攻法の先発を立てた感がある。

もしかしたら、いきなりイ・デウンを立て、ドームを異様な空気で満たすかと思ったが。

大嶺は今季24戦に登板し、8勝7敗の戦績。

尻上がりに安定感を増しており、ロッテのCS進出の立役者の一人と言える。

しかし、福岡で先発した今季唯一の試合は3回3失点で降板。

このイヤなイメージを払拭できているかどうかが注目される。