きのう6日の楽天×ロッテをもって、パ・リーグは全日程を終了。
10回137球を投げ抜いて15勝目を挙げた涌井は3度目の最多勝投手に。
今季の締めにふさわしい熱投だった。ただ、これだけ投げるとCSが心配
それでは、今季の各球団のQS達成数・率をまとめる(カッコ内は今季の勝率)。
- ソフトバンク 91・636(647)
- 日本ハム 65・454(560)
- ロッテ 72・503(514)
- 西武 76・531(500)
- オリックス 82・573(433)
- 楽天 78・545(407)
だらしなくリーグ戦を終えたように思えたソフトバンクだが、
優勝を決めた9月17日以降の17戦のうち、7戦連続を含む12戦でQS達成。
結局、昨季の0.555を大きく上回る0.636のQS達成率をたたき出した。
それをも上回る勝率0.647には呆れるしかない
一方で、QS達成率5割超がソフトバンクのみだった昨季に比べて、
今季は日本ハムを除く5球団がQS5割超。総じて先発陣は奮投したと言える
この先発陣に、打撃二冠王&最多安打男&27本を打つ助っ人&二ケタを打つ十代を
擁しても、シーズン中に13連敗を喫して、Bクラスに終わってしまう。
つくづくパ・リーグとは過酷な恐ろしいリーグである
さて、きょう7日はセ・リーグの最終決戦が待ち受けるが、
Jリーグもナビスコ杯準決勝第1戦の2試合が控える。
ノーマルtotoの対象になっている11日の第2戦を占う意味でも注目を要する
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- パ・リーグの主な個人タイトル
打撃部門は、ギータが首位打者GET。トリプル・スリーに花を添えた。
本塁打&打点の二冠はおかわり、最多安打は秋山と、西武の2人も数字を残した。
盗塁王は34盗塁の日本ハム・中島に。
投手部門は、日本ハム・大谷とロッテ・涌井が15勝で最多勝を分け合った。
大谷は最優秀防御率と最高勝率と合わせて「投手三冠」を達成。
ただ、「大谷の投手三冠スゴイ」ではなく、最多奪三振の楽天・則本に対し、
「大谷の投手四冠を阻止した則本スゴイ」という雰囲気になっていることに驚く。
つまり、大谷はもはやタイトルを取って当たり前とみられているということ
最優秀中継ぎ投手は40ホールドの西武・増田<加えて72戦登板がスゴイ
最優秀救援投手はリーグ新の41セーブを挙げたサファテが射止めた。おめでとう。