

霊獣「・・・・これからやること


透明「君には、これから仏様のお使いとして
仕事をしてもらう

つまり、霊獣として霊格を上げる
修行をしてもらうことになる

正直いきなりで戸惑うかもしれないけど、
霊獣が何もせずにこのままこの世に
いることはできないし、放っておけばまた
同じことを繰り返す恐れがあるからね

もし次に、君が獣魔になるようなことがあれば
今度こそ消滅させなければならなくなるから
選択肢は無いのだけど・・・。」
霊獣「・・・・でも


透明「あっ


自分が獣魔になっていた時のことは、
獣魔としての処理をさっきしたことになるから
今、君は生まれ変わった状態と変わらないんだ

さっきも言ったけど、そういったことは
次回に繰り返さないための学びとして
受け取るだけにして、これからは
霊獣としてのお役目をしっかりとして
自分の修行に戻ってくれれば良いんだ

霊獣「・・・・ありがとうございます

透明「礼には及ばないよ

私のこの世での仕事には、こういった事も
含まれているらしいからね

さて

お目通りの儀式を始めようか

揚羽「ご主人


六羽「六羽も揚羽と一緒にいるね~

透明「すまないね

仏様の前では式神は出せないから

さて、霊獣くん

私が今から詠唱する言葉を繰り返して
唱えてくれるかな

霊獣「は、はい

私は、少し広くなった場所を向き、
印を結び詠唱を始める・・・。
透明「オン・バザラ・タラマ・キリク・・・・・」
霊獣「オン・バザラ・タラマ・キリク・・・・・」
透明「千手観世音菩薩様・・・お目通り願いたく・・・」
霊獣「千手観世音菩薩様・・・お目通り願いたく・・・」
詠唱の途中から優しい光に包まれる感覚になる

たぶん霊獣には語りかける声も聞こえているのだろう、
先程から何かを話している・・・。
霊獣「・・・はい・・・は・・い・・・」
霊獣の涙

どうしたら良いのかわからずに彷徨っていた
のかもしれない・・・その時の寂しさ
悲しさ恐れが癒やされて行くのがわかる

しばらくして、私達を包んでいた光が消え
霊獣が私に語りかけてくる・・・。
霊獣「改めまして、感謝致します・・・。」
透明「滞り無く終わったみたいだね

霊獣「はい・・・名をいただきました・・・。」
透明「おお


霊獣「私の名は・・・クラビ・・・です

何かありましたら私をお呼びください・・・。
千手様にも、あなたのお手伝いもするように
言われております・・・

透明「そっか、それはありがたい

まずはクラビが霊獣として霊格を上げる為に
千手様のお仕事をこなすのが先だから
頑張るんだよ

霊獣「はい


そう言うと、霊獣は本来の住まいとなる隔領へと
向かって行った・・・。
揚羽「むむむっ

透明「んっ


揚羽「何か・・式神が増えた訳ではありませんが
複雑です


透明「えっ


揚羽「なんででもです


透明「よくわからん奴だなぁ~


六羽「ご主人たま~ぁ


透明「いや

ついででしかない

本番は、ここからなんだ

揚羽「

六羽「

続く・・・。
~・~・~お知らせ~・~・~
透明「記事の途中でごめんなさ~い



え~っと、皆さんにお知らせで~す

毎年楽しみにしている「魔導の日」の
算出がもうすぐ終わりそうなので、
10月に入った今日のタイミングで一日も早く
日にちだけでも、お知らせしたくて
差し込ませていただきました~


今年の「魔導の日」は



となっているので、是非覚えておいてください

詳しい情報や、今年の魔法陣などは
今回の記事が終了した後に掲載しますので
そちらも楽しみにしておいてくださいね~

ということで

以上



~・~・~・~・~・~・~・~・~・~
>ちょきんぎょさん
>☆ニコ☆さん
>あっこさん
リクエスト了解です

これまで記事でお伝えしてきたこと以外で
書けそうなことがあれば、取りまとめて
お話したいと思います

~・~・~・~・~・~・~・~・~・~







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