

透明「遅いな

一階から三階までは何もなかった

となれば・・・・・
私は急いで四階へ



透明「はぁはぁはぁはぁ

ここには気配が無い


五階にもそれらしい気配が無かったのを
感じた私は、そのまま六階へ

透明「


初めての感覚・・・。
いくつもの糸が気持ち悪い程に絡み合った
形容し難い状況

無数の呪文が空中に張り巡らされている
ような異様な空気感・・・。
透明「何だよコレ

こんなんで術式が発動するのか

正確に確実に呪力を紡いで作り出す

今まで芸術品を作るような感覚で呪術を
行使することを常としてきた私にとって、
この状況が頭に入ってこない

恐ろしくも気持ち悪くも感じてしまう

透明「揚羽



揚羽「ご、ご主人~~~

六羽「ご主人たま~~~っ

透明「

フロアーの右奥から声が聞こえる

透明「だ、大丈夫か~

揚羽「だ、大丈夫なのですが~

大丈夫では無くなりました~~~

透明「はぁ



六羽「部屋に入ったら、出られなくなっちゃった~

透明「えっ


揚羽「変な呪法に触れないように部屋に入ったのですが
入った後に部屋が完全に呪法だらけになって
出られなくなったんです~~~

透明「・・・もしかして、罠の呪法が・・・。
しかし、こんな偶然てあるのか


呪術の構成はメチャクチャなのに
術だけ発動するなんて

くっ

呪法を呪解して進むしか無いのかよ

パッと見ただけでも、数十個の呪法が絡み合っている

その中でも発動しているものとそうでないものが
混在して、無茶苦茶な状態だ

透明「発動していない呪法は、発動しているものに
捉えられて引っかかっているような状況

この中から発動しているだろうものだけを
呪解して行けば、発動していないものは霧散する
しかし・・・なんて面倒な
」
う~ん
・・・皆さんに伝えるとしたら
呪解して行けば、発動していないものは霧散する

しかし・・・なんて面倒な


う~ん

なんと例えたらわかりやすいのか

数十本の糸が固結びでアチラコチラで結ばれて
その中には玉結びになっている場所に
他の糸が巻き込まれているだけのもの、
結ばれていない状態で捻れて結ばれている
ように見える糸まである状態
そして、この中から数本の主軸になっている糸
だけをほどいて元の数十本の糸に戻してから
呪解をしなければ、他の呪法が干渉し、
何が起こるかわからない状況となっている
う~ん
・・・説明が難しい
・・・と、とにかく、無茶苦茶な状態と
なっているわけです
透明「コレ、どれだけかかるんだよ
」
続く・・・。
昴と透明先生のお店
Guardian Jewelry Access
是非ごらんください

https://guardian-jewelry.com/


数十本の糸が固結びでアチラコチラで結ばれて
その中には玉結びになっている場所に
他の糸が巻き込まれているだけのもの、
結ばれていない状態で捻れて結ばれている
ように見える糸まである状態

そして、この中から数本の主軸になっている糸
だけをほどいて元の数十本の糸に戻してから
呪解をしなければ、他の呪法が干渉し、
何が起こるかわからない状況となっている

う~ん


・・・と、とにかく、無茶苦茶な状態と
なっているわけです

透明「コレ、どれだけかかるんだよ


続く・・・。







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