

透明「う~っ
・・・本当にこれで終わりだよ
」



恵那「うん
」

柄野「はい
」

まったく



透明「式神は、本来幾つかの種類に分かれているんだ

今回の話のように、鬼を使役する場合

それ以外にも、自然のエレメント
つまり
自然エネルギーを集めて作り出すもの

自然エネルギーを集めて作り出すもの

他にも沢山の人の念が集約したモノで
その念を具現化させる方法も存在する
その念を具現化させる方法も存在する

鬼を使役して作り出すものは、司鬼紙(しきがみ)
として、何か特化した力を司る鬼を紙の媒体に
召喚する方法としてこう言われていたんだけど、
召喚する方法としてこう言われていたんだけど、
時代と共に、紙や他の媒体に法陣式や文字式を
配して作り出すことから、全てを総称して
式神となったんだ
配して作り出すことから、全てを総称して
式神となったんだ

ちなみに神様の神がつくのは、人間では行えない
とても強い力を行使することから、鬼も神と
崇められた時代もあったからなんだ
」
崇められた時代もあったからなんだ

恵那「へぇ~
なるほど~
」


柄野「ふんふん
」


透明「鬼を使役する場合、術者はその対価を提示し、
その対価に対して納得してくれた鬼しか
こちらには呼べないんだけど、その対価が
払えなくなった時点で契約は破棄される

でも、破棄されて裏鬼門から鬼界に素直に
返ってくれる場合は良いのだけど、こちらが
一方的に契約を破棄することは危険が伴い

もし、払うべき対価を支払う期日に対価が
渡せないなんてことになったら、それこそ
渡せないなんてことになったら、それこそ
命を持って行かれることもあるから、かなり
こちらにもリスクはあるんだよ

だから、契約する場合は期限を設けて、
余裕を持って契約が終了できるように使役
しなければならないんだ
」

んっ
・・・・あっ
そうか



恵那「ほえ~っ
なんだか複雑
」


柄野「先生
対価って種類があるんですか
」


透明「あっ
う、うん


対価は、術者の念・気力が主立ったモノかな

でも、平安の時代には、この方法を利用して
勝手に人の生命力を対価にして、呪殺するために
ターゲットの命を鬼の使役で奪うなんて複雑な
方法をとったということも聞いたことがある
ターゲットの命を鬼の使役で奪うなんて複雑な
方法をとったということも聞いたことがある

対価を渡す人に鬼は使役されるから、契約がなった
時点で、使えもしない鬼を勝手に使役されて
苦しめられ、生命力がなくなった時点で契約が
解除される仕組みだったみたい
」

恵那「こ、こわっ
」


柄野「そんなことが・・・
」

透明「さて
話はそろそろ終わり
本題に入るよ
」



恵那「えええ~~~~っ
もっと聞きたい~ 
」



柄野「わ、わたしも・・・
」

恵那「まだ、自然のとか念のとか聞いてない~
」


透明「だ~~~~~め~~~~っ 

今、二人に話していたら良い方法を
思いついたんだから

忘れないうちにやりたいの
」


恵那「
」

柄野「
」

はぁ~
やっと本題に入れる・・・




次回、柄野さんの鬼が産まれた理由に迫ります 

続く ・・・。







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