

だよね~

まったく、世話焼かせやがって

透明「おお


ささ、お引渡しください




透明「はい

・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・
しばらく沈黙が続く・・・・。



腹が減っておる・・・お主、我に贄をもて、
さすればこの賊を渡してやろう・・・。」
透明「はははっ





透明「賊一人と善良な者との交換・・・。
道理が通りません




では、この賊を贄としようぞ

透明「いえ


では、賊をお渡しいただけましたら
代わりのものを数人用意して参ります

私も職務を全うしなければ罰せられるゆえ




・・・・・まあ良い


持ってゆくがよい・・・ニヤァ~ッ

赤織が突然、私の方へ走ってくる


透明「ありがとうございます


赤織の拳が私の顔面を狙うが、
その腕をとって後方へ締め上げる

流石に意識が混濁している状態だと
動きが丸見え過ぎて楽にいなせる




透明「

なんだ

赤織「ぐああああああっ

透明「

赤織の力が引き上がる

やべっ


私は、腕に込めた力を解放せざるをえない

透明「マジか・・・

赤織「ふぅ~ふぅ~ふぅ~ふぅ~

よくもやってくれたなぁ~


始末してやる

透明「

ありゃりゃ

こいつ、目の前の私が敵に見えてる

本当に厄介極まりない

透明「はぁ~

ちょっくら稽古つけてやるか・・・

私は赤織に向かい、構えをとる

続く・・・。







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