


透明「さて、どうしたものか

悪魔は、私達人間とは違う隔離された世界に
存在を保っている為、こちらからできることは
限られている・・・。
透明「中級の中でも上位だな・・・。」
誰にも寄生せず、単独で行動できる悪魔は
中級といえど、かなり厄介な存在

前にも話したことがあるが、本来であれば
人の脳に寄生して行動を起こす悪魔だが、
単独行動ができるようになるということは
多くの人の脳に寄生し、それを糧にこの世界での
存在として認識されるだけの気質を得ている
ということでもある・・・つまり受肉だ

ここで言う受肉は実際の肉体を得たという意味ではなく、
人間と同等のエネルギー体として、この世界に
単独で存在できるようになったということになり、
それはつまり、多くの人間を犠牲にしてきた
ということでもある・・・。
悪魔「Gぬう・・・きさMa~


透明「(おお~


まぁ色々な人の脳情報を取り入れているから
イントネーションはメチャクチャだけど)
お前は、ここで何をしているんだ

悪魔「くくくっ・・・eさBa・・・つまRe・・
・・・きさMaも・・・Eさだ

透明「

悪魔が物凄い勢いで倉庫を駆け回る

馬並の足を持っていることからも、
瞬発力はあると思っていたが、この至近距離で
そのスピードを出されると、目で追うのは困難だ

透明「・・・・・。」
悪魔「Gaハハはハッ

徐々に間合いを詰めてきている・・・。
透明「ふ~っ

目を閉じ、ゆっくりと風の動き気配の流れを
察知してゆく・・・。
悪魔「jiNe

透明「フッ


ブワ~~~~ッ

悪魔「gyaaaaaaaaa~~~~

突然、私の周りに炎気の輪が現れる

かなり高密度の炎の気質に悪魔が突っ込んで
しまい、身を焼かれる

透明「オイシイところ持っていきやがって


円「なにチンタラしてんのよ~

こんなエセ悪魔、ワンパンしなさいよ


エセって・・・

悪魔「ぎゃわaaauaaaaa~

円「あ~



人間様を下にみてた割には、情けないわねぇ~

どう




あ、あの~


不意をついて攻撃とか、どっちが悪魔かわからん


続く・・・。









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