アゲアゲ~・13
再度仕事の依頼を取り付けた私達は
急遽、仕事場となる港町の倉庫街へ・・・。
透明「ここなの」
円「そうよここの◯◯番倉庫」
こんなの、テレビドラマでしか見たことない
シチュエーションじゃん
依頼主の話によると、自社の倉庫で
連続して事故が起こり、死傷者が出ているらしく、
その事故の原因も普通では考えられない形で
起こっている為、知り合いから円を紹介してもらい
調査と解決を願い出たとのこと・・・。
透明「そんで、そこにいる何かがその事故を
起こしていたということになるのか」
円「う~ん・・・多分そう」
透明「多分」
円「だって、倉庫周りを調べてから倉庫に入ったら
すぐにデカい何かが突進してきたんだもん
下手すりゃ、そこの海に落ちる勢い
だったんだから」
透明「受け身はとったんだろ」
円「そんなのは当然でしょ
ただ、衝突した感覚で
あっこれ、ダメなやつだって
すぐに悟ったから、怪我したテイで
撤収したのよ」
怪我したテイって・・・こいつにだけは
仕事振らないでおこう・・・
透明「はぁ~無責任な・・・。」
円「何言ってるのよ~
私達の仕事って引き際も大事でしょ」
透明「まあ、そうだけど・・・。」
円「とにかく、相手は私の苦手なタイプなの
ということで、あいつは透明に譲ってあげるから
しっかり仕留めなさいよ」
透明「お、お前どの口が」
円「ほらついたわよ
そこの倉庫を開けたら飛んできたから
注意なさい
私はここで待ってるから
GOOD LUCK」
透明「ええ~っ私一人で行くのかよ~」
円「ビシッ
骨は拾ってやる」
はぁ~~~~~~っ
・・・なんでいつもこうなるんだ
私はトボトボと倉庫の前に立ち、
借りてきた鍵を使い扉を開け中に入る。
扉を開けると同時に身構えてはいたが、
円の言うようなことにはならず、
すんなり入ることができた・・・
透明「ひぇ~っ広い倉庫だなぁ~
さてと・・・。」
広い倉庫の中はひんやりしていて、
沢山の荷物が壁一面に積み上げられている。
一見、何の変哲もない倉庫風景だが、
扉を開けた瞬間から、むせそうなくらいの陰気と
臭気を感じ何かが潜んでいることだけはわかる
再度仕事の依頼を取り付けた私達は
急遽、仕事場となる港町の倉庫街へ・・・。
透明「ここなの」
円「そうよここの◯◯番倉庫」
こんなの、テレビドラマでしか見たことない
シチュエーションじゃん
依頼主の話によると、自社の倉庫で
連続して事故が起こり、死傷者が出ているらしく、
その事故の原因も普通では考えられない形で
起こっている為、知り合いから円を紹介してもらい
調査と解決を願い出たとのこと・・・。
透明「そんで、そこにいる何かがその事故を
起こしていたということになるのか」
円「う~ん・・・多分そう」
透明「多分」
円「だって、倉庫周りを調べてから倉庫に入ったら
すぐにデカい何かが突進してきたんだもん
下手すりゃ、そこの海に落ちる勢い
だったんだから」
透明「受け身はとったんだろ」
円「そんなのは当然でしょ
ただ、衝突した感覚で
あっこれ、ダメなやつだって
すぐに悟ったから、怪我したテイで
撤収したのよ」
怪我したテイって・・・こいつにだけは
仕事振らないでおこう・・・
透明「はぁ~無責任な・・・。」
円「何言ってるのよ~
私達の仕事って引き際も大事でしょ」
透明「まあ、そうだけど・・・。」
円「とにかく、相手は私の苦手なタイプなの
ということで、あいつは透明に譲ってあげるから
しっかり仕留めなさいよ」
透明「お、お前どの口が」
円「ほらついたわよ
そこの倉庫を開けたら飛んできたから
注意なさい
私はここで待ってるから
GOOD LUCK」
透明「ええ~っ私一人で行くのかよ~」
円「ビシッ
骨は拾ってやる」
はぁ~~~~~~っ
・・・なんでいつもこうなるんだ
私はトボトボと倉庫の前に立ち、
借りてきた鍵を使い扉を開け中に入る。
扉を開けると同時に身構えてはいたが、
円の言うようなことにはならず、
すんなり入ることができた・・・
透明「ひぇ~っ広い倉庫だなぁ~
さてと・・・。」
広い倉庫の中はひんやりしていて、
沢山の荷物が壁一面に積み上げられている。
一見、何の変哲もない倉庫風景だが、
扉を開けた瞬間から、むせそうなくらいの陰気と
臭気を感じ何かが潜んでいることだけはわかる
私は自分の間合いを広げ、何かの気配を探り始める・・・。
続く・・・。
昴と透明先生のお店
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是非ごらんください
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