


次々と蔦が私を捉えようと近づいてくる

それを軽々かわしながら昴の気配を探る

しかし、この程度で私の足止めになるとは
昴も思っていないと思うが、怜の足止めには
最良な手法かもしれない・・・。
透明「・・・・・。」
怜「


透明「あの~っ・・・怜さん・・・


怜「なに

透明「いつまで、そうしてるんですか

怜「今・・・・堪能中・・・

透明「何を


怜「ゴーレムに捕まえられた私・・・

透明「・・・・

そろそろ、よくありませんか

怜「ん~~~


そう言うと、木製ゴーレムのボディーを
手の届く範囲でツンツンし始める怜さん・・・。
透明「

「シュルシュル・・・。」
透明「えっ


突然、力を失くしたように、
怜に巻き付いた蔦がヘタりだす

透明「な、何したの

怜「えっ

透明「・・・・・。」
怜「

透明「聴勁ってこと

怜「うん・・・・応用編

聴勁は、拳法の技術のひとつ

簡単に言えば、相手の力の流れを読み取り
利用するために使う技法のひとつだが、
そもそも流れを断ち切る為に使うものじゃないし、
どうやってその流れを断ち切ったのかは謎すぎる

透明「こ、今度、教えて

怜「・・・企業秘密・・・。」
透明「ええ~っ


怜「・・・考えておく・・・。」
透明「・・・ま、まあ、それはさておき

そろそろ、出てきたらどうだ

怜「・・・・・。」
透明「・・・・・。」
怜「・・・往生際・・・。」
透明「いや


怜「

透明「よく考えたら、私が昴を追うのは
何となく予想できたと思うが、何で
怜が一緒に追うと知っていたんだ

怜「・・・・。」
透明「・・・し、しまった

何かに気づいた透明先生

次回、急展開

続く・・・。







https://guardian-jewelry.com/
ポチしてくれると励みになります

応援よろしくお願いします

↓ ↓
にほんブログ村ランキング
↑ ↑
応援ボタン2箇所
ポチッとよろしくお願いします

