

翌日・・・

「ゴキンッ

透明「つううぅぅぅぅ・・・・


慌てて飛び起きた透明先生は、
なぜかベッドの鉄枠に頭を思いっきり
ヘッドバットしていた・・・

透明「あいたたたた



気がつくと、そこは病院の一室

自分の置かれた状況を頭の中で整理する

透明「そっか…


その後、お医者さんと太元導師が部屋を訪れ、
腕の腫れが引いたことを確認し、
私は病院を退院させてもらう・・・。
太元「大丈夫なのか


入っていても良かったんだぞ

透明「腕の腫れさえ引けば、大丈夫です

まあ、お医者さんには色々と言われましたが

自分の身体は自分がよく知っているので

それにとてつもない量の薬も貰いましたし

太元「そうか

そうなんだろうけどな・・・。」
透明「太元導師

申し訳なかったです

太元「何を言っているんだ

儂をかばって怪我をしたんだ

それくらいさせてもらわんと、
こっちの立つ瀬がない

おっと


内臓は問題ないんじゃから、
そろそろ腹も減っているじゃろう

透明「はい


太元「はははっ

食わしてくれる店があるんじゃが、
コロナの影響で、店は無理じゃが
特別に豪勢な弁当を作ってくれたから
喰おうや

透明「おお~っ


そんなこんなで・・・
太元導師の車の中で美味しいお弁当をいただき

私は最初に到着した駅まで送ってもらう

隼子「透明さん

ありがとうございました

透明「いえいえ

任せっきりですみませんでした

本当に助かりました

太元「また声かけるから、その時は
よろしく頼むぞ

透明「はい


太元導師


まだまだ安定しない時勢ですけど、
身体には気をつけてくださいね

またお会いしましょう



太元導師と隼子さんは私が電車に乗るまで
ずっと見送ってくれていた

世の中を支える人々がいる

これから先も、この国はそういう陰から
国を想う力に支えられていくのだと、
少しホッとした気持ちで家路につく
透明なのでした

次回、おまけで~す

もう少しだけお付き合いくださいね

続く・・・。







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